千葉県習志野市 M様邸 シーリング工事 増し打ち工事 V字カット
投稿日:2021.12.23
千葉県習志野市のM様邸にて、シーリング増し打ち工事を行いました!
【シーリング(コーキング)とは?】
業者によってシーリング工事、コーキング工事と言い方は違いますが、どちらも同じ工事と思っていただいて問題ありません。
シーリングもコーキングも「聞いた事がある」という方は少ないのではないでしょうか。
ですが、我々にとって、とても身近な存在なんですよ。
誰でも1度は触った事があるはずです。
シーリングは建物を建てる時にできる隙間という隙間を埋めています。
外壁はサイディングボードの継ぎ目、サッシ廻り、屋根の棟板金の隙間、内装ではキッチン廻りや洗面所廻りなどに施してあります。
触るとブニブニとしたゴム状の感触です。
建物の隙間を埋める事で、水が内部に入り込むのを防いでくれいます。
また、柔らかい素材なので、地震などで建物が揺れた時にクッションの役割をし、外壁にクラックができるのを防止してくれています。
上記の役割はシーリングの状態が健康な場合です。
経年劣化により、シーリングは徐々に劣化していき、硬化したり隙間ができるようになってきます。
すると水が内部に侵入して雨漏りを起こしたり、クッションの役割ができずにクラックができるなど、お住まいの寿命を縮める事になってしまいます。
そうならないようにする為に、定期的にシーリング工事をして健康な状態に戻してあげる必要があります。
シーリングにひび割れができている場合は早めの対処が必要です。
【シーリング増し打ち工事の様子】
シーリング工事は大きく分けて2つあります。
- ・シーリング打ち替え工事・・・既存のシーリングを撤去し、新しいシーリングに打ち替える工事
- ・シーリング増し打ち工事・・・既存のシーリングの上から新しいシーリングを充填する工事
打ち替え工事の方が劣化状態がリセットされます。
しかし、サッシ廻りなどは構造によってシーリングを撤去すると施工不良を起こす場合があります。
M様邸のサッシ廻りも撤去をしてはいけない構造でしたので、増し打ち工事を行いました。
こちらは施工前の状態です。
劣化して硬化していました。
表面を削り、下の部分だけを残すV字カットをしました。
施工箇所の周りをマスキングテープで養生し、プライマーという下塗り材を刷毛で塗布します。
プライマーが乾燥したら新しいシーリング材を充填し、ヘラで均してテープを剥がしたら完了です!
これでまたお住まいを守ってくれますね♪
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