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破風板って何?語源や役割などについても調査!

投稿日:2023.6.25 更新日:2024.2.22

屋根には破風板と呼ばれる部分があります。

 

破風板とはどのようなものなのでしょうか?

 

また、破風板の役割はどのようなものなのでしょう?

 

この記事では、破風板の役割や語源、劣化の原因などについてご紹介するので、最後まで記事をチェックして下さい!

 

破風板って何?

破風板って何?語源や役割などについても調査!(1)

破風板は、「はふいた」と読みます。

 

屋根の妻側の先端の斜辺に取り付けられた板のことです。

 

切妻屋根や片割れ屋根に、破風板が取り付けられています。

 

屋根の妻側というのは、正面から見ると三角形になっている側のことです。

 

この三角形の斜辺の端がケラバと呼ばれており、破風板はケラバの先に取り付けられています。

 

屋根の端が地面と平行になっている側は、軒と呼ばれ、軒の先端には鼻隠しと呼ばれる部材が取り付けられています。

 

破風板と鼻隠しは似ているので間違えられやすい部材でもあります。

 

役割も似ているところがありますが、鼻隠しには雨樋が取り付けられているのに対し、破風板には雨樋がついていないことが特徴です。

 

鼻隠しと破風板の違いについてご紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。

 

破風板の語源は?

破風板って何?語源や役割などについても調査!(2)

 

破風板の語源についても調べてみました。

 

破風板の語源は、その漢字そのままで「風を破る板」、もしくは「風を打ち負かす板」という意味がこめられています。

 

屋根は、上からや風には耐久性がありますが、横からや下から突き上げるような風には弱いという特徴があります。

 

破風板は、屋根の隙間を防ぐように設置されていて、万が一にも大風が下から吹き上げたときにも、屋根が破損するのを防ぐ役割もあります。

 

以前は木材が多かった破風板ですが、最近では、耐火性の役割を考え、セメントやガルバリウム鋼板などの素材が使用されることも多いです。

 

弊社では、耐用年数の長いガルバリウム鋼板の屋根材も取り扱っています。

 

破風板の役割

破風板って何?語源や役割などについても調査!(3)

 

破風板の役割についても見ていきましょう。

 

破風板の役割には、主に以下のものがあげられます。

 

横殴りの雨から建物を守る

破風は、屋根の斜辺の端に、屋根の隙間を防ぐように取り付けられています。

 

屋根は風と同様、上からの雨には強く出来ていますが、横殴りの雨には弱い状態です。

 

破風板が取り付けられていることにより、横殴りの雨が降った場合でも、雨の親友を防いでくれます。

 

火災の際の延焼を防ぐ

破風板には防火の役割もあります。

 

万が一の火災の際、破風板があることで延焼を防いでくれるのです。

 

どのような建物でも、屋根に火が回ってしまえばあっという間に焼け落ちてしまいます。

 

破風板が延焼を食い止めてくれるおかげで、全焼を免れることもあります。

 

こうした理由もあり、近年の破風板には金属などの耐火性のある素材が使われることが多いです。

 

風から屋根を守る

 

先ほども紹介しましたが、破風板の語源となっているのが、風から屋根を守るという特徴です。

 

屋根の弱点でもある下から吹き上げる風が吹いたとしても、破風板があれば屋根をしっかり守ってくれます。

 

また、横からの風も破風板が屋根の隙間をしっかり防いでいるので、屋根の中に風が吹き込むのを防いでくれます。

 

昔はお城の象徴が破風だったことも

 

破風は、昔のお城の天守やお寺、神社などでは、象徴的な意匠を施す場所でもありました。

 

昔の建物では、破風板は建物の顔としての役割も担っていたのです。

 

お城には破風板がいくつも設置され、それぞれに豪華な彫刻や意匠などが施されています。

 

お城の屋根の三角形の部分にある破風板に注目し、そこに施された飾りをじっくり監察してみるのもおすすめです。

 

破風板が劣化する原因は?

破風板って何?語源や役割などについても調査!(4)

 

破風板は劣化しやすいパーツとしても知られています。

 

破風板が劣化する原因には、主に以下のものがあります。

 

雨による腐食

 

破風板の劣化の主な原因としては、雨による腐食があげられます。

 

長年、雨の影響をダイレクトに受け続ける破風板は、メンテナンスをせずに放置していると、腐食などの劣化症状を引き起こします。

 

破風板が腐食してしまうほどの劣化が起きる時には、塗装が剥がれたり劣化したりしていることが多いです。

 

腐食するほどの劣化症状が出る前に塗装のメンテナンスをしておけば、破風板を交換するほどの大きな工事はしなくて済むことが多いです。

 

大雪や台風などの自然災害

破風板には、雨や風などから屋根を守る役割がありますが、それだけ破風板が自然の厳しさに晒され続けているということでもあります。

 

そのため、破風板は大雪や台風などの影響を受けて劣化してしまうこともあります。

 

劣化だけではなく、大雪が降ったときなどには、雪が落ちる際に破風板が破損してしまうこともあります。

 

大雪の際には雨樋なども破損することがあるので、特に普段は積雪のない地域での大雪の後には、プロの業者に点検を行ってもらうのもおすすめです。

 

弊社では、屋根や外壁の無料診断を行っておりますので、お気軽にご利用下さい!

 

紫外線による劣化

破風板は、長年紫外線に晒され続けることによっても劣化します。

 

特に、南側に設置された破風板は、よく日が当たるということから劣化しやすい傾向にあります。

 

紫外線を防ぐのにもっとも効果的なのは、塗装です。

 

弊社では、紫外線に強い塗料「スーパームキコート」なども取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください!

 

破風板のメンテナンス方法

破風板って何?語源や役割などについても調査!(5)

破風板のメンテナンス方法についても見ていきましょう。

 

破風板が腐食するなどの酷い状態でなければ、塗装を行うことで劣化を防ぐことができます。

 

また、破風板は、かつては建物の象徴的な役割を担っていたこともあり、塗装の劣化などがあるととても目立ちます。

 

建物の美観をキープするためにも、定期的な塗装のメンテナンスがおすすめです。

 

弊社の建物の無料診断では、破風板の塗膜の塗膜剥離についてもしっかりチェックするので、ぜひご利用下さい!

 

破風板は、屋根の妻側の斜辺に設置された板のこと!

破風板って何?語源や役割などについても調査!(6)

 

屋根の破風板についてご紹介してきました。

 

屋根の破風板は、屋根の妻側の先端の傾斜部に設置された板のことです。

 

屋根を雨や風、紫外線などから守る役割を担っています。

 

また、昔はお城の象徴的な部分として豪華な彫刻や意匠などが施されていたこともありました。

 

破風板は、屋根や外壁を守る大切な役割を担っているので、定期的な塗装のメンテナンスで劣化を防ぎましょう。

 

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