千葉県成田市 H様邸 屋根重ね葺き工事 外壁塗装 ベランダ トップコート塗り替え
投稿日:2021.9.30
千葉県成田市のH様邸にて、屋根重ね葺き工事・外壁塗装のご報告の続きです!
今回は、ベランダのトップコート塗り替えの様子についてお伝えします。
【ベランダ工事、いつしたらいい?】
ベランダは防水層の上にトップコートで保護されています。
目安として、トップコートの塗り替え時期は約5年、防水層の工事は約10年に1度です。
上記はあくまで目安の時期ですので、状態によってはそれよりも早く工事が必要な場合もあります。
ひび割れ、苔の繁殖、剥がれや浮き、水はけが悪いなどの症状が見られたら防水性が低下している事が考えられますので、調査をご依頼される事をオススメします。
【トップコートの特徴と費用】
トップコートは基本的にポリエステル系かウレタン系のどちらかです。
それぞれの特徴と費用についてご紹介します。
・ポリエステル系
特徴:新築向け。強度は高いが、割れやすい。
費用:1,550~3,000円/平米
・ウレタン系
特徴:リフォーム向け。伸縮性があり、割れにくい。
費用:1,700~3,000円/平米
上記のように、塗り替えではウレタン系を使用します。
【トップコート塗り替えの手順】
H様邸のベランダは防水層まで劣化していなかったので、トップコートの塗り替えのみを行いました。
ちなみにトップコートには防水性能はなく、防水層の保護の為に行います。
①ケレン作業
ディスクサンダーを使って、剥がれている箇所を研磨しました。
下地を調整しておかなければ、すぐに剥がれてしまったり浮いてしまう為、塗装工事ではどんな時も下地処理が大変重要です。
②アセトン拭き
ケレン作業で出た粉塵や、油分などを除去する為、アセトンという溶剤を使って拭き取りました。
アセトンはマニキュアの除光液にもなっている、臭いが強い揮発性液体です。
ウエスを使って丁寧に拭いていきました。
③下塗り
プライマーという下塗り材をローラーを使って塗布していきます。
プライマーは下地と、この後塗布するトップコートの接着力を高める、接着剤の役割があります。
しっかりと繋いでくれる事で、トップコートを剥がれにくく、長持ちさせます。
「外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りの役割とは?」は、こちらのページです。
④中塗り、上塗り
最後にトップコートを2回に分けて塗布して完成です!
トップコート塗り替えは1日で終わりました。
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