外壁塗装ブログ

外壁塗装、付帯部塗装はDIY可能?

2021.10.27

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (3)

外壁の塗膜が剥がれている、汚れが目立つ等、劣化症状が発生して、DIYで塗装しようとお考えではないでしょうか。

実際に、『外壁塗装 DIY』『塗装工事 DIY』で検索すると沢山情報が出てきます。

DIYをご検討れる理由で圧倒的に多いのは、費用を抑えられるからでしょう。

では、『本当にDIYで費用を抑えられる』のでしょうか。

 

この記事では、外壁塗装に必要な工程、DIYのメリットとデメリットについて解説します。

 

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (3)

 

【外壁塗装の工程】

塗装工事は塗料とローラーがあればすぐ始められるものではありません。

古い外壁にいきなり塗料を塗るとどうなるかというと、外壁と新しい塗膜の間に汚れが挟まるので、すぐに塗膜が剥がれてしまいます。

また、クラックがあれば塗膜の下でひび割れがどんどん広がっていきます。

錆びも同様で、何もしなければ塗膜の下で錆びが広がってしまいます。

 

では具体的に、外壁塗装ではどのような工程が必要かを以下に記載します。

 

①足場組み立て

高所での作業は危険を伴う為、足場を設置します。

安定した足場を設置する事で、手元に集中する事ができる為、質を向上する事ができます。

また、足場の周りには飛散防止ネットを張る事で、近隣へ塗料などが飛散するのを防止できます。

 

②高圧洗浄

高圧洗浄機で外壁に蓄積した汚れ、カビや苔、チョーキング現象の粉などを洗浄し、下地と新しい塗膜の密着性を高めます。

※チョーキング現象とは・・・塗膜で保護されている場所を触った時、指にチョークの粉のようなものが付着する現象。塗膜の劣化を表す代表的なサインの1つです。

 

③養生

窓ガラスや玄関ドアなど、塗装しない場所にビニールシートやマスキングテープを使って塗料が付かないよう保護する作業です。

しっかりと養生されていないと、塗装した時にはみ出てしまい、質の悪い仕上がりになってしまう為、きちんと行わなければなりません。

 

④劣化補修

外壁のクラックを補修したり、外壁の継ぎ目に施してあるコーキングを打ち直すなど、悪くなっている部分を直します。

どの部分で、どのような症状かによって補修方法が異なります。

 

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (1)

 

⑤ケレン作業(素地調整)

鉄部の錆びを削ったり、塗料の食いつきが良くなるよう、目荒らし(目粗し)という作業をします。

目荒らしとはツルツルとした塗料が付着しにくい場所にナイロンタワシなどを使って、わざと塗装面に凸凹の傷を付ける作業です。

 

⑥下塗り

塗装ではまず、下塗り材という材料を外壁に塗布します。

下塗り材の役割は、外壁と仕上げ塗料の密着力を高めたり、傷んだ外壁に仕上げ塗料が吸い込まれて色ムラを防ぐ効果、下地の色を隠してイメージ通りの仕上がりに近づけるなどがあります。

 

⑦中塗り

仕上げ塗料は2回に分けて塗装します。中塗りは仕上げ塗料の塗装1回目です。

2回に分けて塗装をしなければ、どんなに熟練の職人であっても均一な厚みにするのは困難です。

ムラができると塗膜の厚い所と薄い所ができ、見映えが悪いだけでなく耐久性の高い所と脆い所ができてしまいます。

また、塗料には塗料メーカーが定めた基準塗布量や乾燥時間などがあります。

その仕様通りに塗装をしなければ、塗料が持つ機能(耐候性や低汚染性など)を発揮できません。

 

⑧上塗り

中塗り乾燥後、仕上げ塗装の2回目を行います。

中塗りと上塗り同じ塗料を使用します。

(稀に中塗り専用塗料と上塗り専用塗料が分かれている製品もあります。)

上塗りは実際に目に触れる塗装なので、細心の注意を払って塗装します。

 

⑨養生ばらし

ビニールシートやマスキングテープなどの養生を剥がしていきます。

塗料が半乾きの状態で剥がすと仕上がりが綺麗になります。

 

⑩サッシの掃除

どんなにしっかり養生をしていても、塗料というのは滲んできてしまうものです。

滲んできはみ出てた塗料をシンナーで拭き取ります。

 

以上が大まかな作業の流れです。

1つ1つに重要な目的があり、どれも決して飛ばす事はできません。

DIYでこれだけの工程をしようとなると、かなりの勉強や準備が必要です。

また、材料の選び方、外壁材や劣化状態による適した施工方法の選択なども理解しておかなければ失敗してしまうでしょう。

 

 

【DIYのメリットとデメリット】

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (2)

 

次に外壁塗装のDIYにはどのようなメリットとデメリットがあるかを解説します。

 

まずはメリットです。

・コストを抑える事ができる

外壁塗装を業者に頼むと30坪ほどのお宅で約60~100万円ほどかかります。

DIYで材料や工具などを買い揃えると、物にもよりますが約50万円ほどでできるでしょう。

 

・自分の好きなタイミングで塗装できる

業者に依頼すると工事のスケジュールを調整しなければなりません。

人気の高い塗装店では予約待ちになる事もあるでしょう。

DIYであれば、そのような心配は必要ありません。

 

続いてDIYのデメリットです。

・危険を伴う

外壁塗装は高所での作業になる為、万が一、落下すると大けがを負うどころか命に関わる可能性もあります。

また、塗料は完全に無臭のものはありません。

塗料の匂いで体調を崩される事もあります。

 

・下地処理が適切に行えない可能性がある

クラックが深い場合や破損が酷い場合、適切に対応しなければ建物の構造に影響を及ぼす可能性があります。

そのような重症の状況ではブロの目で見て適切な施工方法を判断する必要があります。

また、上記の外壁塗装の工程⑤でご紹介した『目荒し』は適切に行わなければ、無駄に下地を傷める事になってしまいます。

 

・失敗する可能性がある

外壁塗装をDIYして何か違う、となれば塗料を買い直したり、どんどん塗って厚みが均一にならずムラになります。

そうなればかえって見た目が悪くなったり費用がかかる可能性があります。

DIYで失敗し、結局業者に依頼するとなると、余計に直さなければならない場合があります。

自分で買い揃えた材料や工具の費用は無駄になってしまいます。

 

いかがでしたでしょうか。

外壁塗装は難しいと言われるのは、それだけ沢山の工程があり、どれも専門的な知識が必要だからです。

 

当社では無料で調査・お見積りを行っています。

まずはどの部分がどんな工事が必要か、いくらかかるかを見てからDIYをされるかご判断いただくのも良いかと思います。

もちろん、調査・見積りを取ったからといって当社に依頼しなくても大丈夫です。

大切なお住まいの保護の為、慎重にご検討いただければと思います。

「プロが見る無料診断」については、こちらのページです。

 

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