外壁塗装ブログ

外壁塗装や付帯部塗装DIYできる?メリット・デメリットをご紹介します!

投稿日:2021.10.27 更新日:2024.2.22

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (3)

外壁の塗膜が剥がれた、汚れているという場合、外壁や付帯部をDIYで塗装しようと考えることもあるでしょう。

『外壁塗装 DIY』や『塗装工事 DIY』と検索すると沢山の情報が表示されます。

DIYをご検討れる理由で圧倒的に多いのは、ズバリ「費用を抑えられるから」でしょう。

しかし、『本当にDIYで費用を抑えられる』のでしょうか・・・?

 

この記事では、外壁塗装や付帯部塗装の塗装の流れ、DIYのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

これから塗装をしようとお考えの方は、ぜひご参考になさってください。

 

【外壁塗装の工程】

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (3)

 

塗装工事は塗料とローラーがあればすぐ始めることができる、というものではなく沢山の材料が必要です。

古くなった外壁にいきなり塗料を塗ると、外壁と新しい塗膜との間に不純物が挟まるため、すぐに塗膜が剥がれてしまうでしょう。

 

また、ひび割れ(クラック)があれば塗膜の下でひび割れがどんどん広がっていきます。

錆びが発生している場合も同様で、何も下地処理をしなければ塗装をしても下で広がりますし、そもそも塗料がくっつきません。

 

では具体的に、外壁塗装ではどのような工程が必要かを解説します。

 

①足場設置

外壁塗装などの高所作業は危険を伴うので、安全に作業をするために足場を設置します。

足場を設置する事により、職人が手元に集中できる為、工事の質を向上する事ができます。

 

また、足場の周りには飛散防止ネットというメッシュシートを張ります。

それにより、近隣へ塗料が飛散するのを防止できます。

 

②高圧洗浄作業

高圧洗浄機を使って外壁に長く蓄積していた汚れ、カビや苔、チョーキング現象の粉などの不純物を除去し、下地と新しい塗膜の密着性を向上させます。

※チョーキング現象とは・・・塗膜で保護されている場所を触った際、指にチョークのような粉が付着する現象。

塗膜が劣化していることを表す代表的なサインの1つです。

 

③養生

窓ガラスや玄関ドアなど、塗装しない場所にビニールシートやマスカーという道具を使って塗料が付着しないよう保護する作業です。

適切に養生されていなければ、塗装した時に塗料がはみ出てしまいます。

質の悪い仕上がりになってしまうため、入念に行わなければなりません。

 

④劣化箇所の補修

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (1)

 

外壁のひび割れを補修したり、外壁の継ぎ目やサッシ周りに充填されているコーキングを打ち替えるなど、傷んでいる箇所を直します。

傷んだ箇所をそのままに塗装をしてしまうと、塗膜の下でひび割れが起こったり、劣化したコーキングの隙間から雨水が侵入する恐れがあるからです。

補修はひび割れの大きさなどにより、適切な方法を選ぶ必要があります。

 

⑤ケレン作業

鉄部の錆びを削ったり、塗料の食いつきが良くなるよう目荒らしを行います。

これらの下地調整のことを「ケレン作業」といいます。

目荒らしとはツルツルとした塗料が付着しにくい場所にナイロンタワシなどを使って、わざと塗装面を凸凹させることをいいます。

適度に行わなければ下地を傷めるだけになるので、技術が必要にります。

 

⑥下塗り

塗装は3回塗りが基本です。

まず最初に、下塗り材を下地に塗布します。

下塗りをする意味は外壁と仕上げ塗料の密着力を高めたり、傷んだ外壁に仕上げ塗料が吸い込まれて色ムラや艶ムラを防ぐ効果。

ホワイトの下塗り材を使って下地の色を隠し、仕上がりの発色を良くする効果などがあります。

 

⑦中塗り

上塗り塗料は2回に分けて塗装します。

中塗りは上塗り塗料の塗装1回目をいいます。

 

2回に分けて塗料を塗らなければ、腕の立つ職人であってもムラのない仕上がりにするのは不可能でしょう。

ムラがあると塗膜の厚い部分と薄い部分ができ、見た目が悪いだけでなく耐久性の高い部分と脆い部分ができます。

 

また、塗料は塗料メーカーが定めている基準塗布量や乾燥時間などがあります。

仕様の通りに塗装をしないと塗料が持つ機能(耐候性、防カビ・防藻性など)を最大限発揮できません。

 

⑧上塗り

中塗りが乾燥した後、上塗り塗料の2回目の塗装を行います。

基本的に中塗りと上塗りは同じ上塗り塗料を使用します。

(稀に中塗り用塗料と上塗り用塗料が分かれている製品もあります。)

上塗りは実際に目に触れる塗膜になるので失敗は許されません。

 

⑨養生バラし

ビニールシートやマスキングテープなどの養生を丁寧に剥がします。

塗料が半乾きの状態で剥がすと綺麗な仕上がりになるのでスピーディに行います。

 

⑩修正

どんなにしっかり養生をしていても、塗料というのは液体なので、どうしても滲んできてしまうものです。

滲んではみ出た塗料は専用のシンナーを使って拭き取り、綺麗に仕上げます。

 

⑪足場解体

組んでいた足場を解体し、完工です。

 

以上が大まかな塗装工事の流れです。

1つ1つに重要な意味があり、どれも決して省くことはできません。

DIYでこれほどの工事をしようとなれば、かなりの勉強や準備が必要になります。

また、材料の選び方や劣化状態に合わせた適切な施工方法の選択も理解しなければ失敗してしまうでしょう。

 

【DIYのメリットとデメリット】

外壁塗装、付帯部塗装はDIYできる? (2)

 

続いて、外壁塗装のDIYにはどのようなメリットとデメリットがあるかをご紹介します。

塗装工事をプロに頼むのか、ご自身で行うのか検討する際の材料になさってください。

 

■DIYのメリット

・コストを抑えられる

外壁塗装をプロに頼むと30坪ほどのお住まいで約60~100万円ほどかかります。

DIYで塗料やローラーなどの工具を買い揃える場合は、物にもよりますが約50万円程度でできるでしょう。

 

・自分のタイミングで塗装できる

プロに依頼すると施工スケジュールを調整しなければなりません。

人気の高い塗装業者に依頼すれば予約待ちになることもあるでしょう。

DIYならそのような心配は必要ありません。

 

DIYのデメリット

・ケガなどの危険性が高い

外壁塗装は高所での作業になるので万が一、落下すると大けがを負うどころか命に関わる恐れもあります。

また、塗料製品は今のところ完全に無臭のものはありません。

塗料の匂いで具合が悪くなる可能性もあります。

 

・下地処理が適切でない可能性がある

ひび割れなどの破損がある場合、その状態に合わせて適切な補修をしないと建物の構造に影響を及ぼす恐れがあります。

重症の状況ではブロの目で見て適切な施工方法を判断しなければなりません。

 

・失敗する可能性がある

外壁塗装をDIYして「思っていたのと違う」となれば塗料を買い足したり、どんどん塗ってムラができるかもしれません。

そうなると、かえって見栄えが悪くなったり費用がかさむ可能性があります。

DIYで失敗してしまい、その後、プロに依頼するとなると、余計に直さなければならない場所が増えます。

つまり、自分で買い揃えた材料や工具の費用は無駄になってしまいます。

 

【外壁塗装のことなら四葉建装へ!】

「塗装工事は難易度が高い」と言われる理由は沢山の工程があり、どの作業も専門的な知識が必要だからです。

高いところから落下するとケガをする恐れがあるので無理をせず、プロに任せることをおすすめします。

 

四葉建装では無料で現場調査・お見積りを行っています。

実際にプロに任せると工事にはいくらかかるかを知ってからどう工事するかご判断いただくのも良いと思います。

もちろん、現場調査や見積りを取ったからといって当社に依頼しなくても大丈夫です。

ご予算などと照らし合わせ、慎重にご検討いただければと思います。

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千葉県千葉市|外壁塗装・屋根塗装【(株)四葉建装】

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