外壁塗装の付帯部って具体的にどこ?特に塗装が必要なのは?
投稿日:2023.10.15 更新日:2024.2.22
外壁塗装をする際には、「付帯部」と呼ばれる場所も塗装することが多いです。
付帯部とは、具体的にどの部分を指すのでしょうか?
この記事では、外壁塗装や屋根塗装での付帯部について、場所や特徴などを詳しくご紹介します。
また、付帯部の中でも特に塗装がおすすめな箇所も紹介するので、最後まで記事をチェックしてくださいね!
そもそも付帯部って?
まずは、そもそも付帯部とは何なのかということから解説しましょう。
付帯部というのは、お住まいの屋根や外壁に付帯する部分のことです。
つまり、屋根や外壁以外の部分はすべて付帯部ということになります。
付帯部に関する認識は業者によって違うこともあるので、付帯部の塗装を行う際には、事前に「付帯部のどの部分か」ということをしっかり確認しておくのがおすすめです。
弊社では、3Dパースで塗装面積を細かく算出し、見積書を出しております。
もちろん付帯部に関しても、見積書にどこをどの塗料で塗装するのかの詳細を記載しておりますので、安心してご依頼いただけます。
付帯部の箇所を具体的に紹介!
一般的に付帯部と呼ばれる箇所について、具体的に見ていきましょう。
雨樋
雨樋は、屋根や外壁に設置された雨水を適切に地面に排水するためのパーツです。
雨樋に使用される素材は塩ビが多いですが、塩ビは紫外線に弱いので、塗装をすることで紫外線から雨樋を守ることができます。
幕板・帯板
幕板・帯板は、お住まいの1階と2階の間に設置された板のことです。
幕板の役割は主に美観を整えることなので、塗装をする目的も、見た目を良くすることが一番大きいです。
幕板について詳しくご紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。
軒天
軒天は、屋根の軒先の裏側のことを指します。
軒天はお住まいを下から見上げたときによく見える場所でもあるので、美観を整える目的でも塗装は大切です。
軒天の塗装について紹介した動画は、こちらの記事でご覧頂けます。
破風・鼻隠し
破風と鼻隠しは、それぞれ屋根の先端の部分を指します。
破風は屋根を正面から見たときに三角形になっている部分の側面の板のことです。
また鼻隠しは、屋根の雨樋がついているほうの軒先の先端に取り付けられた板のことです。
どちらも美観を整える目的でも塗装をしますが、屋根の内部への雨水の浸入防止や火事の際の延焼防止の役割も担っています。
破風と鼻隠しの違いについて紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。
棟板金
棟板金は屋根のもっとも高い位置に取り付けられる板金のことです。
棟板金は鉄が含まれていることが多いので、錆び止めが含まれた塗料を塗布するのがおすすめです。
雨戸・戸袋
雨戸はガラス窓の外側に設置された板戸のことで、防風・防犯・遮光・目隠しなどの役割があります。
戸袋は雨戸を開けたときにしまっておける場所のことです。
どちらも雨風に晒される場所にあるので、塗装によるメンテナンスがおすすめです。
換気フード
換気フードは、外壁に取り付けられた室内の空気を外に排気するためのパーツです。
換気フードは外壁に設置されていてお住まいの美観にも影響するので、外壁塗装を行う際には一緒に塗装するのがおすすめです。
シャッターボックスと窓シャッター
シャッターボックスは、窓シャッターをしまっておく長方形の箱のことです。
シャッターボックスは、窓シャッターとともに塗装することが多いです。
シャッターボックスや窓シャッターに鉄を含む素材が使用されている場合は、塗料に錆び止めを含むものを使用します。
水切り板金
水切り板金は、お住まいの基礎部分と外壁との間に設置された板金のことです。
外壁などに雨水が入り込むのを防ぐ目的で設置されています。
水切り板金は鉄を含む素材が使用されているので、サビを防ぐためにも塗装によるメンテナンスを行うのがおすすめです。
玄関ドア・ポスト
玄関ドアやポストも付帯部として見積書に記載されることが多いです。
玄関ドアもポストも建物の美観に大きく影響するので、外壁塗装をしたなら一緒に塗装しておくのがおすすめです。
付帯部を塗装する意味
付帯部を塗装する理由には、以下のものがあります。
美観を整えるため
付帯部を塗装する大きな理由の1つが、お住まい全体のの美観を整えるためです。
外壁塗装や屋根塗装を行っても、付帯部が塗装されていない状態では、お住まい全体を見たときに美観が損なわれてしまう可能性があります。
付帯部も一緒に塗装をすることで、まるで新築の頃のような美観を取り戻すことができます。
塗膜で保護して劣化を防ぐため
付帯部を塗装することで、塗膜の厚みで素材を保護し、劣化を防ぐという目的もあります。
付帯部の塗装も基本的には3度塗りを行うので、塗膜がパーツの表面をしっかり保護してくれます。
塗装を行わなければ下地がむき出しとなり、劣化が早くなってしまいます。
サビを防ぐため
板金やシャッターなど、鉄を含む素材を使ったパーツには、サビを防ぐための塗装が必要です。
鉄を含むパーツの場合は、下塗りの段階で錆び止めが含まれた塗料を塗布します。
また下塗りを行う前にはすでに発生しているサビを取り、塗装の下でサビが広がるのも防ぎます。
サビがあるとどんなパーツも劣化が早まってしまうので、錆び止め塗料の塗布は重要です。
特に塗装が必要な付帯部は?
ご紹介してきたように、付帯部にも様々なものがありますが、特に塗装が必要と考えられるのは以下の箇所です。
- ・雨樋
- ・鼻隠し・破風
- ・棟板金
- ・軒天
- ・水切り板金
- ・雨戸・戸袋
上記以外の付帯部も、外壁塗装や屋根塗装を行う際にはできるだけ一緒に塗装するのがおすすめです。
外壁塗装を行う際には、付帯部も塗装するのがおすすめ!
付帯部の塗装についてご紹介してきました。
外壁塗装や屋根塗装を行う際に、見積書にある付帯部は、外壁や屋根以外の全てのパーツのことです。
付帯部を塗装する大きな意味は美観を整えるということがあります。
また付帯部によっては、塗膜によってパーツを保護したりサビ止めの目的で塗装をすることがあります。
外壁塗装や屋根塗装を行う際には、付帯部はできるだけ塗装するのがおすすめです。
#Y#