外壁塗装ブログ

花粉の時期に外壁塗装はできる?ポイントや注意点を解説

投稿日:2019.3.13 更新日:2025.5.28

春は気温も湿度も落ち着き、過ごしやすい季節です。

家のメンテナンスを考えるには絶好のタイミングですが、一方で「花粉が舞うこの時期に外壁塗装をしても大丈夫?」と不安になる方も少なくありません。

せっかく塗装をしても、空気中の汚れが仕上がりに影響するのでは…そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では春に外壁塗装を検討している方のために、気になる花粉との関係や施工前に押さえておきたいポイントをわかりやすく紹介します。

 

 

花粉の季節でも外壁塗装は可能?

クリア塗装のメリットとは?適してないケースはある?

実際のところ、花粉が外壁に付着していても塗装の仕上がりには大きな影響はありません。

つまり、春先の3月〜4月でも外壁塗装は十分に可能なのです。

むしろ、春先に外壁塗装を依頼した方が仕上がりがとてもきれいである場合が多く、施工には適した季節といえるでしょう。

というのも、この時期は気温が安定し乾燥した日が多いため、塗料が乾きやすく塗膜の密着性が高まりやすいのです。

また、寒すぎず暑すぎない春の気候は職人の作業効率も良く、予定通りに工事が進みやすいという点も大きなメリットです。

そのため、「花粉が飛んでいるから心配」という理由だけで春の塗装を避ける必要はなく、信頼できる業者選びさえできていれば安心して塗装を進められます。

 

 

花粉の時期でも外壁塗装ができる2つの理由

花粉の時期に外壁塗装はできる?ポイントや注意点を解説

花粉の時期でも外壁塗装ができるのは、なぜなのでしょうか?

以下に主な理由を2つ説明します。

 

飛散防止シートで外部からの侵入を防ぐから

塗装作業では足場を設置した後、周囲に飛散防止用のメッシュシートを張るため、花粉の時期でも塗装がおこなえます。

このシートは塗料が外部に飛び散らないようにする役割だけでなく、外部からの花粉やホコリの侵入を防ぐ効果もあります。

完璧に防げるわけではありませんが、一定の防塵効果があります。

 

高圧洗浄で花粉をしっかり除去するから

外壁塗装の前には必ず高圧洗浄をおこなうため、花粉の心配はありません。

高圧洗浄とは、専用の機械を使って高い水圧で外壁を洗い流す作業です。

通常のホースでは落としきれないようなこびりついた汚れやコケ、排気ガスによる黒ずみ、そして花粉や砂埃などの微細な汚れまでも強力な水流で徹底的に除去できます。

また、仮に洗浄後に若干の花粉が付着したとしても、微細な粒子であるため塗装への影響は低いです。

 

 

【注意点】塗装に影響を与えるのは風と砂埃

花粉の時期に外壁塗装はできる?ポイントや注意点を解説

春に気をつけたいのは、実は「花粉」ではなく「風の強さ」と「砂埃」です。

風が強い日は粒子の大きい砂埃が空中に舞いやすく、外壁に付着すると塗装の表面が凸凹になってしまう可能性があります。

結果として塗膜が浮いたり、耐久性に問題が出ることもあります。

そのため、風の穏やかな日を選んで塗装するのが重要です。

強風が続いた日は日程をずらして作業したり、風の少ない午前中を中心に作業したりといった現場の工夫により品質を保てます。

そのため、天気予報を見ながら柔軟に対応できる業者かどうかもチェックポイントです。

 

 

花粉を避けたい場合におすすめの時期

花粉の時期に外壁塗装はできる?ポイントや注意点を解説

どうしても花粉が気になるという方は、花粉のピークが過ぎた5月上旬〜6月下旬、または10月〜11月がおすすめです。

以下で理由を詳しく説明します。

 

5月上旬〜6月下旬

5月上旬〜6月下旬はスギやヒノキの花粉がピークを過ぎた時期です。

気温も安定し湿度が高すぎないため、塗料の乾きが良く、施工品質の面でも安心です。

ただし、この時期は塗装の繁忙期と重なっているため、業者の予約が取りづらいという点には注意が必要です。

また、地域によっては梅雨入りの時期と重なる可能性もあり、工程が遅れてしまうリスクもあります。

塗装を希望する場合は、早めのスケジュール調整と業者との打ち合わせがカギとなります。

 

10月〜11月

10月から11月は、台風シーズンが終わり気候が落ち着いてくるタイミングです。

空気が乾燥しはじめ気温もそれほど下がらず、塗料の定着にも適しています。

ただし、この時期になると日没が早まり、1日の作業時間が限られるという懸念があります。

また、年末が近づくにつれてリフォーム関連の予約が混み合いやすくなるため、早めの計画が求められます。

 

 

塗装後の外壁メンテナンスも忘れずに

花粉の時期に外壁塗装はできる?ポイントや注意点を解説

外壁塗装が完了した後も、長く美しさを保つためには定期的なメンテナンスが大切です。

特に花粉やPM2.5などの大気汚染物質が外壁に付着すると、塗装の劣化を早める要因となります。

以下におすすめの外壁メンテナンス方法を紹介します。

 

セルフクリーニング機能付き塗料を検討

最近では、雨で汚れを洗い流すセルフクリーニング機能のある塗料も登場しています。

こうした塗料を選べば花粉や汚れが付着しても自然と落ちやすく、メンテナンスの手間も軽減できます。

しかし、機能性塗料は通常の塗料よりも材料費や施工費が高くなるケースが多いため、予算面の見積もりについても事前に明確にしておきましょう。

また経験の浅い業者では適切な施工ができず、十分な効果を発揮できない可能性もあるため、実績や施工事例を確認して信頼できる塗装業者を選ぶ必要があります。

 

定期的な洗浄が効果的

年に1回〜2回程度、高圧洗浄などの清掃をおこなうと、塗膜の劣化を防ぎ家の美観を長く保てます。

ただし、自分で洗浄する場合にはいくつかの注意点があります。

強すぎる水圧で洗浄すると、せっかくの塗膜を傷つけてしまう恐れがあるため、家庭用高圧洗浄機の使用には細心の注意が必要です。

また、硬いブラシでのこすり洗いをしてしまうと外壁の塗膜を傷つけてしまったり、コーキング部分を劣化させてしまったりする恐れがあります。

そのため、外壁の清掃は塗装業者でおこなうとよいでしょう。

 

 

まとめ

花粉の飛ぶ季節だからといって、外壁塗装を諦める必要はありません。

適切な対策をおこなえる信頼できる塗装業者に依頼すれば、春でも安心して施工が可能です。

また、花粉による影響は限定的であり、それよりも天気や風の影響の方が塗装にとっては重要です。

逆に言えば、花粉シーズンは気温や湿度の条件が整っているため、施工には適しているとも言えます。

「花粉の季節=塗装NG」という先入観を捨てて、しっかり準備をしたうえで最適なタイミングで外壁塗装をおこないましょう。

 

当社の外壁塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

*K*

 

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