千葉県千葉市中央区 O様邸 屋根カバー・外壁張替え 屋根工事の種類
投稿日:2021.12.22
千葉県千葉市中央区のO様邸にて、屋根カバー工法・外壁張替え工事のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「千葉県千葉市中央区 O様邸 屋根カバー工法・外壁張替え 雨樋交換」は、こちらのページです。
今回は、屋根カバー工法の様子についてお伝えします。
【屋根工事の種類】
既存の屋根材は化粧スレート屋根でした。
カラーベストやコロニアルとも呼ばれています。
軽量の屋根材で耐震性が高く、価格も安価で、現在の日本で最も普及率の高い屋根材です。
化粧スレート屋根の工事は大きく分けて3つあります。
- ・塗装工事・・・化粧スレート屋根は屋根材自体に防水性が無い為、定期的に防水性を持つ塗料で塗り替え、保護してあげる必要があります。3つの工事の中で一番安価です。
- ・屋根カバー工法(重ね葺き工事)・・・既存の屋根材の上から新しい屋根材を葺く工事です。軽量な化粧スレート屋根だからこそできる施工方法です。既存屋根の撤去費用がかからないので、その分費用を抑える事ができます。
- ・屋根葺き替え工事・・・既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を葺く工事です。屋根の劣化状態がリセットされるので、メリットが一番多い施工方法です。費用は3つの施工方法の中で一番高いです。
O様邸の屋根は塗装では補修しきれない状態でしたが、カバー工法が可能です。
費用を抑えるだけでなく、屋根が二重になるので断熱効果の向上や、屋根の下地(野地板)の結露を防止できるというメリットもあります。
【屋根カバー工法(重ね葺き工事)の様子】
既存の屋根材の上に防水シート(ルーフィング)を張ります。
今回は、田島ルーフィングの改質アスファルトルーフィング『PカラーEX+』を使用しました。
雨漏りを防止して、お住まいを長持ちさせる為に防水シートはグレードの高いものをオススメしています。
防水シートの上に新しい屋根材を葺いていきます。
軒から上へと順に葺いていきます。
屋根材を葺き終えたら、てっぺんの棟の施工です。
棟下地を取り付け、その上に棟のH&Rを取り付けたら完成です!
これでO様邸の施工のご報告は終了です。
屋根も外壁も雨樋も新しくなり、耐久性が大幅に向上しました。
O様、この度はご依頼いただき、ありがとうございました。
今後はアフターフォローでお伺いします。
これからも末永いお付き合いのほど、よろしくお願いします!
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