千葉県八千代市 Y様邸 屋根塗装・外壁塗装 軒取り合いシーリング
投稿日:2021.11.21
千葉県八千代市のY様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「千葉県八千代市 Y様邸 屋根塗装・外壁塗装 高圧洗浄」は、こちらのページです。
今回は、軒の取り合い部分のシーリング打ち替え工事の様子をお伝えします。
【実は多い?軒の取り合い部分からの雨漏り】
雨漏りの原因はどこからかというと、「屋根から」と思われる方が多いのですが、実は雨漏りの原因はもっとあります。
雨漏りの原因となりやすい場所の1つに、外壁と軒の取り合い部分があげられます。
外壁と軒の取り合い部分が原因での雨漏り事例は、台風などの自然災害で雨水が巻き上げられ、軒天と外壁の取り合い部分から雨水が侵入し、室内に漏水するケースがあります。
雨漏りが一度起きれば建物の寿命を一気に縮めてしまいます。
【軒天取り合い部分のシーリング工事の工程】
Y様邸の軒天と外壁の取り合い部分のシーリングは劣化して硬化し、隙間ができてしまっていました。
先述した雨漏りの危険性があるので、新しいシーリングを打ち替えます。
まずは既存のシーリングをベリベリと剥がしていきます。
撤去跡を綺麗に清掃してから、マスキングテープで養生をし、プライマーという下塗り材を施工箇所に刷毛で塗布します。
プライマーは接着剤のような役割があり、施工箇所にシーリングがしっかり接着して剥がれにくく、長持ちするように塗布します。
ちなみに、プライマーとシーリングの相性が悪く、ほんの2、3年でシーリングが剥がれてしまう場合があるので、そうならないよう材料選びも重要です。
次はシーリング材を充填します。
シーリング材にはグレードがあり、耐用年数3~5年程のものから、20~30年程のものまであります。
外壁の塗料と耐用年数を合わせるのもいいですし、できるだけ丈夫なものにして安心して過ごすのもいいでしょう。
お客さまのご意見やご予算などにあわせて使用するシーリング材は提案させていただいています。
耐用年数約20~30年のシーリング材「オートンイクシード」の紹介ページはこちらです。
シーリングを充填した状態だと、中に空洞ができているので、ヘラを使って中までしっかり入るよう押し込み、表面は綺麗になるよう平に均します。
最後にマスキングテープを剥がしたら、シーリング工事完了です。
こちらの「下地調整の重要なポイント1 コーキング(シーリング)処理」のページでもシーリング工事について詳しくご案内しています。
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