千葉県八千代市 外壁塗装 付帯部塗装 雨樋交換 水切り塗装
投稿日:2020.8.13 更新日:2025.8.26
千葉県八千代市にて、外壁塗装・付帯部塗装のご報告の続きです!
今回は、付帯部の1つ水切りの塗装の様子をお伝えします。
水切り塗装
水切りとは、外壁と基礎の境目に雨水が侵入しないように入れている板の事です。
また、窓枠の下にも水切りは設置されています。
窓枠の下を伝って外壁を汚さないようにする役目があります。
付帯部1つ1つに役割があり、建物を守っているのです。
雨水が建物の土台に侵入すると、基礎が腐食してしまい、
建物全体の耐久性に大きく影響します。
「うちの建物には水切りがない」というお宅もあると思います。
水切りがあった方が安心感はありますが、
外壁を伝って雨水が基礎に侵入しない構造になっていれば問題ありません。
↓下地処理、ケレン作業でしっかりと錆びを落としていきます。
目荒らしで密着性も高めました。これで塗膜が長持ちします。
「ケレン作業の重要性、その役割とは。」はこちらのページです。
↓塗装の様子です。細い部分なので、ローラーでは無く刷毛で丁寧に塗っていきます。
下塗り(錆び止め)には、サーモテックメタルプライマーを使用しました。
これで錆びにも強い塗膜になります。
これで水切りも綺麗になりました!
破風板塗装
破風(はふ)とは、屋根と外壁の間にある部材です。
破風と鼻隠しが間違えられやすいですが、三角形の斜辺部分が破風で、
軒樋を設置する横長の部分が鼻隠しです。
この破風に取り付けられている板の事を破風板といいます。
「雨どいの役割と各部位の名称」については、こちらのページです。
破風の最大の役割は、雨風を防ぐ事です。
住宅の屋根は構造上、上から降る雨や風に対しては強い造りになっていますが、
横や下からの風に対しては弱いという特徴があります。
それを破風がある事によって、屋根裏に侵入してくる雨風を防いでくれています。
また、防火の役割も担っており、万が一火災が起こった時に、
屋根裏への火のまわりを遅らせる役目があります。
その破風板も屋根や外壁と同じように時間とともに劣化します。
破風板は高い位置にあるので、劣化には気が付きにくいものですが、
傷んだ破風板を放っておくと落下の危険性や、雨漏りの恐れ、
また、破風板の腐食によって外壁や屋根材も腐食が進む事もあるので、軽視できません。
破風板の劣化状態によっては交換をご提案させていただく事もありますが、
今回は塗装での補修で済みました。
↑高圧洗浄、養生、劣化補修、ケレン作業という下地処理を終え、下塗りです。
↑上塗り1回目です。中塗りとも呼ばれる工程です。
↑上塗り2回目です。
上塗りを2回行うには理由があります。1回目の仕上げ塗料を塗装した際、
塗料は液体なので蒸発して気泡ができてしまいます。
そのままだと残念な見た目になってしまうので、
2回目の塗装でその気泡を埋める事ができます。
また、塗料には塗料メーカーが定めた基準塗布量があり、
それを遵守しなければ塗料の持つ機能(防水性や遮熱性など)を発揮する事ができません。
こちらの「外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りの役割とは?」のページでも、
↑クリア塗装です。クリヤー塗装ともいいます。
クリア塗装は無色透明なクリア塗料を使って、
付帯部や外壁にツヤを出し、耐久性を高めたり、劣化を遅らせる効果があるので、
塗膜を長持ちさせてくれます。
マニキュアでいうところのトップコートの役割と似ていると思います。
せっかく塗装するからには、少しでも長持ちしてほしいものです。
その為なら、当社は努力を惜しみません。
この続きは、次回の現場レポートで!
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