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雨漏りの原因とは?部位別の対処方法などを詳しく紹介

投稿日:2024.3.23

雨漏りの原因とは?部位別の対処方法などを詳しく紹介

「雨漏りはどこから発生しているの?」「雨漏りが起きないように出来ることはある?」
と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
雨漏りは原因の特定が難しいため、なかなか素人では解決できないですよね。
かといって建物の雨漏りを放置すると、内部が腐ってしまい、取り返しのつかない状態になる可能性があります。
そこで今回は雨漏りの原因や対処方法について紹介します。
この記事を読むと雨漏りに対して適切な対処ができるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。

 

雨漏りの原因は?

雨漏りの原因とは?部位別の対処方法などを詳しく紹介

雨漏りの原因は主に4つあります。

・屋根
・外壁
・配管周り
・天窓

以下で詳しく紹介します。

 

雨漏りの原因①屋根

屋根は防水シートや屋根材、板金の経年劣化が原因で雨漏りします。
また、建物の中でも屋根は風や雨にさらされやすく、自然災害の影響によるダメージも雨漏りの原因として多いです。
天井から雨漏りしていたら、大半は屋根が原因と考えて良いでしょう。
特に屋根は防水シートが劣化すると雨漏りが起きやすく、20年に1回ほどのペースで状態をチェックすることをおすすめします。

 

雨漏りの原因②外壁

外壁はシーリングの劣化やひび割れが原因で雨漏りしやすいです。
もともと外壁の素材は水に強いわけではなく、シーリングや防水塗装によって水を通さなくしています。
そのため、目視でもわからない程度のひび割れや、微細なシーリングの硬化からでも簡単に雨水が侵入します。
外壁からの雨漏りは原因を特定が難しいので、少しでも違和感を感じたらすぐ業者に相談しましょう。

 

雨漏りの原因③配管周り

配管周りの雨漏りはシーリングの経年劣化が主な原因です。
給排水管やエアコンなどの配管は室内に通すために壁に穴を開けており、その穴の隙間を埋めるシーリングが劣化すると雨漏りの原因になります。
また、配管自体の劣化でシーリングと配管の間に隙間ができて、雨漏りの原因になる場合もあります。
配管周りの雨漏りは意外に見落としがちなので、どれくらい配管があるのかチェックしておきましょう。

 

雨漏りの原因④天窓

窓のサッシ枠と外壁の隙間にはシーリングが施されており、雨漏りを防止しています。
そのため、シーリングが経年劣化すると雨漏りしやすいです。
特に雨風にさらされやすい天窓はシーリングの劣化速度が早く、雨漏れの可能性が高い場所です。
劣化があまりにも早い場合は、耐水性や防水性に特化したコーキングに変える人も多いので、検討してみてください。

 

 

こんな時は雨漏りが原因ではない

雨漏りの原因とは?部位別の対処方法などを詳しく紹介

窓ガラスや壁全体に水滴が発生していた場合は、雨漏れではなく結露が原因の場合が多いです。
雨漏りと結露の見分け方はわかりづらいですが、大雨や台風の直後に起こりやすいのが雨漏り、寒い日に起こりやすいのは結露と覚えておいてください。
結露は雨漏りと同様に放置すると湿気から建物内部が腐食する可能性があるので、結露を見つけたらすぐに専門業者に相談すると良いでしょう。

 

 

雨漏りの原因を調査する方法

雨漏りの原因とは?部位別の対処方法などを詳しく紹介

以下に雨漏りの主要な調査方法を紹介します。

・目視調査
・散水調査
・発光液調査
・赤外線サーモグラフィー調査

雨漏りは原因の特定がとても難しく、闇雲に怪しいところを補修していたのでは、無駄な費用が掛かってしまいます。
業者に依頼して効率的に調査してもらいましょう。

 

目視調査

目視調査は、雨漏りの侵入経路を目視で特定する調査方法です。
特別な道具が必要なく費用も安いため、本格的な調査に入る前におこなう場合が多いです。
しかし、目視調査では細かい部分まで原因を特定することは難しく、調査員の技術次第でクオリティの差があります。
しっかりと実績を積んだ業者に依頼することをおすすめします。

 

散水調査

散水調査は雨漏りの原因と思われる場所に水をかけて、雨の時と同じような状況を作りだす調査方法です。
雨漏り調査の中ではコスト面、正確性のバランスが一番よく、最もポピュラーです。
しかし、散水調査の水は建物の水道を利用するので、調査が長引くほど費用が掛かります。
そのため、ある程度、雨漏りの可能性がある場所を絞ってから散水調査をおこなう人が多いです。

 

発光液調査

発光液調査とは、雨漏りの原因と思われる場所に紫外線に反応する液体を流し、それを発光させることで微細な隙間やひび割れを見つける調査方法です。
数種類の色の液体を使用して調べられるので、雨漏りの侵入経路が複数の場合も、簡単に原因がわかります。
しかし、調査の価格が高額なため、他の調査方法で雨漏りの可能性がある場所を絞ってから発光液調査をおこなう人が多いです。

 

赤外線サーモグラフィー調査

赤外線サーモグラフィー調査とは赤外線カメラで建物を撮影し、温度差から雨漏りの侵入経路を特定する調査方法です。
あくまで温度を見ているだけなので、必ず雨漏れ箇所を特定できるわけではなく、雨漏りの可能性がある場所を絞るのに向いています。
そのため、赤外線サーモグラフィー調査で怪しい場所をいくつか見つけ出した後に、他の調査方法で水漏れ箇所を特定する人が多いです。

 

 

雨漏りでよくある質問

雨漏りの原因とは?部位別の対処方法などを詳しく紹介

以下では雨漏りに関するよくある質問を紹介します。

 

雨漏りのメンテナンスは何をするといいですか?

雨漏り対策には、以下のメンテナンスを定期的におこなった方がよいでしょう。

・ひび割れ補修
・再塗装
・コーキングのメンテナンス

メンテナンスをして雨漏りを予防していると、建物の耐久性が保たれるので、大規模な修理がなくなり全体のコストを抑えられます。
またコスト削減で自分でメンテナンスする人もいますが、屋根から落下して危険ですし、無駄に建物を傷つける可能性があるので業者に依頼しましょう。

 

当社の塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

 

賃貸で雨漏りが起きた時はどうなるのか?

基本的には大家さんに報告すると雨漏り補修をしてくれます。
また、家賃の値下げや、引越し費用の負担などもおこなってもらえる可能性があります。
ただし、雨漏りが起きてから長期間して補修範囲が広がってしまった場合は、入居者の負担になる場合が多いです。
雨漏りを発見したら、すぐに写真をとって大家さんに報告しましょう。

 

火災保険は出るか?

火災保険の種類によりますが、自然災害によって雨漏りが起きると、火災保険の補償範囲になる場合が多いです。
しかし、経年劣化による雨漏りは対象にならないことや、被害が出てから3年以内に届出をする必要があることが注意点としてあります。
そのため火災保険から修理費が出ると思い、先走って業者と契約する人が多いです。
雨漏り補修は高額なので、必ず申請が降りてから補修工事の契約をしましょう。

 

 

まとめ

今回は雨漏りの原因や対処方法に関して紹介しました。
雨漏りの原因を知っておくと、建材の傷める前に早期な対応ができますし、メンテナンスも適格にできます。
雨漏りの原因はさまざまあり、自分で見つけるのはとても難しいため、自分で判断できなかった場合は素早く業者に相談することをおすすめします。

*K*

 

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