外壁塗装ブログ

サイディング張り替えとは?目安時期や施工の流れを詳しく解説!

投稿日:2024.2.7

サイディング張り替えとは?目安時期や施工の流れを詳しく解説! (3)

サイディング外壁のメンテナンス方法は張り替え、重ね張り、塗装と大きく分けて3つあります。

その中で最も費用がかかりますが、メリットが多い工事が張り替え工事です。

既存の外壁が劣化状況が著しい際には候補に上がる工事の1つです。

この記事ではサイディング張り替え工事がどんな工事なのか、施工の流れなども詳しく解説します。

「サイディングが傷んできた」と思ったら、ぜひご参考になさってください。

 

サイディング張り替えとは

サイディング張り替えとは?目安時期や施工の流れを詳しく解説! (2)

サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系と大きく4種類あります。

それぞれ寿命は異なりますが、年月が経つにつれて必ず劣化します。

 

サイディング張り替えは既存のサイディングを剥がし、新しいサイディングを張る工法です。

劣化具合によっては安価な塗装工事や重ね張りで済む場合もありますが、寿命が過ぎている場合は張り替えも1つの方法です。

 

重ね張りとの違い

サイディングのメンテナンス方法には張り替えの他に重ね張り(カバー工法)もあります。

サイディングの重ね張りは張り替えとは違い、既存のサイディングの外側から新しいサイディングを張り付ける方法です。

この場合、古いサイディングを残したままになります。

外壁の下地を露出させずに工事を進めるため、外壁本体や断熱材などの補修をすることはできません。

しかし、張り替えと比べるとサイディングを剥がす作業がないので工事自体の工程は短くなり、費用も安くなります。

 

外壁塗装との違い

劣化具合が軽度であれば、塗装をしてメンテナンスをする方法もあります。

外壁塗装はサイディングの表面を覆っている塗膜を塗り替える工事です。

サイディングの張り替えとは違い、サイディングはそのまま使用します。

サイディング本体にひびや割れがあるときには外壁塗装だけでは修復が難しい場合がありますが、張り替えればサイディング自体を一新できるので万全な状態にすることが可能です。

 

サイディング張り替えの目安時期

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サイディング張り替えの目安時期は使用している素材によって異なります。

以下はあくまで目安時期です。

サイディングの種類 耐用年数
窯業系サイディング 約20年~30年
金属系サイディング 約30年~40年
木質系サイディング 約15年~25年
樹脂系サイディング 約25年~30年

メンテナンスが十分でなかった場合や、日当たりが強い場所の場合などにはサイディングが劣化しやすいので、上記よりも寿命が短くなることがあります。

目安時期に限らず、劣化症状によって張り替えの時期を判断することが大切です。

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サイディング張り替え工事の流れ

サイディング張り替えとは?目安時期や施工の流れを詳しく解説! (1)

サイディング張り替え工事は工程が多いので、一般的な大きさのお住まいでも通常は3週間以上かかります。

ここではサイディング張り替えにかかる作業の流れを紹介します。

 

①足場の組み立て

サイディング張り替え工事を安全に行うため、まずは足場を組み立てることから作業が始まります。

高所作業での安全性を保ちつつ、効率良く施工するために欠かせません。

 

②養生

足場を組み立てたら養生をします。

足場全体を覆うようにしてメッシュの養生シートを被せるのが一般的な方法です。

サイディング張り替え工事によって周囲に汚れやゴミが飛散しないようにすることが目的です。

 

③サイディングの撤去

養生後、既存のサイディングを取り外します。

コーキングを剥がし、サイディング撤去・処分する工程です。

 

④点検・調査

サイディングを剥がしたら外壁の下地や断熱材などの状態を点検します。

下地が腐食していないか、断熱材が損傷していないかなどを調査し、補修が必要か確認します。

劣化が進んでいる場合には耐震強度があるかどうかもチェックし、必要であれば耐震補強工事も行います。

 

⑤下地調整

点検をしたら必要な補修作業を行います。

下地からやり替えて補強するのが一般的です。

サイディング張り替え工事を次に行うのは20年程後になるので、それまで外壁や断熱材が良好な状態になるように調整します。

 

⑥透湿防水シートと水切りの設置

下地が整ったら透湿防水シートと水切りを設置します。

透湿防水シートと水切りはサイディングを通して水が浸入してきたときに、外壁に水が付着して室内に浸透しにくくする役割を担っています。

透湿防水シートはサイディング張り替えをする段階になると劣化していることが多いので、工事のときに新しいものに交換するのが一般的です。

 

⑦サイディング張り

いよいよ新しく用意したサイディングを張ります。

外壁の大きさに合わせてサイディングボードをカットします。

あらかじめ寸法を測ってカット済みのサイディングを持ち込むケースもありますが、現場でカットして張るケースもあります。

 

⑧シーリング打設

シーリングはコーキングとも呼ばれており、サイディングとサイディングの隙間部分を埋める工程です。

シーリング材という材料をを充填し、雨水が隙間に入り込まないようにします。

ここを失敗してしまうと雨漏りや隙間風が入り込む原因となるので、慎重に行う必要があります。

 

⑨作業確認

隅々まで仕上がりを確認し、必要があれば修正をします。

現場管理者がOKを出したら、施主様にもご確認いただきます。

希望した通りの施工内容になっているかを業者に説明をしてもらいながらご確認ください。

気になることや不明点があれば、遠慮なく聞いておきましょう。

 

⑩足場の撤去・清掃

最後に足場を解体し、周辺の清掃作業をして片付けたら業者は撤収します。

 

サイディング外壁のことなら四葉建装へ!

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サイディングのメンテナンスは劣化状態により、適した施工内容が異なります。

場合によっては塗装工事で問題ありませんし、雨漏りを起こしている場合は張り替えや重ね張りが必要になります。

その判断を誤ると、かえってお住まいを傷めてしまったり、大掛かりな工事が後々必要になるケースもあります。

 

四葉建装は外壁診断士や雨漏り診断士などの資格を持つ職人が在籍するプロ集団です。

豊富な知識や経験をもとに、お住まいにピッタリの施工方法を提案させていただきます。

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