外壁塗装ブログ

ヘアークラックが起きる原因は?対処法や修繕について解説

投稿日:2024.1.29 更新日:2024.2.2

 

建物の外壁は、建物を保護し美観を保つための大切な要素です。

外壁は日常の気象条件や経年劣化にさらされており、その中でヘアークラックが発生することは珍しくありません。

ヘアークラックは外壁の表面に細かい亀裂が発生することです。

本記事ではヘアークラックがどのようにして発生し、それを対処するための方法、そして修繕について詳しく解説します。

ヘアークラックとは?

 

「ヘアークラック」は主にコンクリートやモルタルの外壁などにできるひび割れの一種で、幅0.3mm以下、深さ4mm以下のひび割れのことをいいます。

ヘアーとはその名の通り髪の毛のことで、塗膜部分に髪の毛サイズ程度の線が入っている状態です。

裸眼では見逃されることもあるほどのクラックですが、時間の経過とともに拡大する可能性があります。

 

ヘアークラックが発生する原因

ヘアークラックが起きる原因は、多くは年数が経過したうえでの様々な状況変化や経年劣化によるものです。

ヘアークラックの原因になり得るものを4つご紹介します。

 

建物の揺れ

建物に大なり小なり揺れが生じて、それが原因で外壁にヘアークラックが生じることがあります。

 

大きな揺れとしては、地震や台風により建物に大きな力がかかって歪んだ場合です。

小さな揺れとしては、交通量が多い道路や電車の線路沿いで、自動車・電車が通過するたびに起きる小さな振動です。

 

これが積み重なることで建物にひずみが生じてヘアークラックが生じます。

 

不同沈下

地盤が弱い場所に建物を建てた場合、地盤沈下を起こします。

それは均等に沈下することもありますが多くは偏った沈下、つまり不同沈下で、結果として建物全体が斜めになります。

そのバランスの崩れにより壁面にヘアークラックが発生してしまうのです。

 

不同沈下の場合にはヘアークラック以外の様々な影響が出てきますので、基礎から荷重を分散させたり、地盤の工事の検討が必要になるかもしれません。

その場合は対策を業者と相談することが大切です。

 

経年劣化

外壁は紫外線や雨風、寒暖差や乾燥に至るまで、様々な要因で少しずつ劣化が生じていきます。

この経年劣化がヘアークラックが生じる原因です。

 

ほかにも、サイディング材やモルタル、コンクリートやALCボードなどの外壁材は、温度により膨張と収縮を繰り返しています。

塗膜が経年劣化すると、その膨張・収縮でヘアークラックが発生します。

 

建築時の施工不良

新築の段階でヘアークラックが生じている場合は、上記とは別の理由です。

それは建築段階の塗装作業で、乾燥時間を設けなかった場合や少なかったことが原因として考えられます。

 

塗装工程では初めに下塗り材を塗った後、中塗り・上塗りをおこないます。

下塗り材を塗った際に乾燥時間が足りていないと、塗膜にクラックが生じやすくなります。

 

また、下塗り・中塗り・上塗りの塗料同士の相性が悪い場合もあるでしょう。

その場合も表面にヘアークラックが生じる場合があります。

 

ヘアークラックは早めの対処が大切

 

 

 

ヘアークラックは建物の見た目を損なうだけでなく、放置すると建物の構造や耐久性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ヘアークラックが深くなると水分や湿気が侵入しやすくなり、建材の耐久性を低下させることになるのです。

 

これらのクラックは結露やカビの原因となり、健康問題を引き起こすかもしれません。

また、ヘアークラックが広がることで、建材の剥離や欠落などの重大な損傷につながることもあります。

そのためヘアークラックを見つけたら、できる限り早めに対処することが大切です。

 

特に放置してはいけないヘアークラックは?

ヘアークラックは早期対処が大切と述べましたが、特に放置してはいけないヘアークラックがあります。

 

一つは、同じ場所にヘアークラックが固まってある場合で、その部分に負荷が集中している証拠だからです。

その原因としては、施工時の問題や不同沈下など何か要因が隠れていることが多くあります。

もう一つは、ヘアークラックが縦方向に長く伸びている場合です。

 

振動や湿度・温度、乾燥で膨張収縮を繰り返す際、換気口などは弱い部分になるため、補強が足りないとヘアークラックが起きるでしょう。

これが上から下まで続いている場合や、上の方がクラック幅が広がっている場合、耐久性の低下を招くため早期に対処しましょう。

 

ヘアークラックを修繕する方法

 

 

ヘアークラックを修繕する際には専門業者に点検をしてもらってから業者に修繕をしてもらうのが基本です。

自分の手で修繕もできないことはないですが、見にくい場所など気が付かない場所に発生している場合もあるため、業者に依頼するのがおすすめです。

 

業者に点検してもらう

ヘアークラックの修繕には専門的な知識と技術が必要です。

専門業者は経験豊富であり、専門的な知識を有しています。

丁寧な点検を通じてクラックの原因や深刻度を正確に判断し、その結果を元に最適な修繕計画を提案してくれます。

 

また、保証がついていることが多いため、修繕後のトラブルにも対応してもらえます。
ただし、業者に依頼する際は、費用や修繕の詳細について事前に確認しておくことが重要です。

 

当社でも経験と知識が豊富なスタッフが無料点検を行なっております。
千葉県内でクラックにお困りの方はぜひご相談ください。

プロが見る無料診断

修繕を依頼する

点検後、修繕が必要という事になったら専門業者に依頼しましょう。

その対策としては「塗装工事」がおすすめであり、それを提案されることが多いと思います。

ひび割れが軽いヘアークラックの内から塗装することで、跡が目立たない状態にできるとともに、防水機能がつくために耐久性も向上するでしょう。

 

クラックを放置して大きくなった場合には、塗装だけでの修繕にはならず、コーキング補修したうえで塗装をすることになります。

その場合、塗装後にクラック跡が目立つ可能性があります。

 

まとめ

ヘアークラックは、建物の経年に伴い振動や劣化で起きてしまうものです。

建物の劣化の始まりともいえるもので適切な対応が重要です。

放置しておくと見た目の悪化だけでなく、建物の構造や耐久性の低下が起きるため放置してはいけません。

専門業者に点検・修繕をしてもらうことで最適な修繕が可能です。

ヘアークラックを早めに対処することで、建物の美観の維持や耐久性を向上して、より良い住まいにしていきましょう。

 

*K*

 

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