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ウレタン防水には種類がある?メリットやデメリットも解説!

投稿日:2023.9.17 更新日:2024.2.22

ベランダなどで行われることの多いウレタン防水工事。

 

実はこの防水工事にはいくつかの種類があるということをご存知でしょうか?

 

この記事では、ウレタン防水工事の種類について詳しく解説していきます。

 

ウレタン防水工事の良い点や悪いところについてもご紹介するので、最後まで記事をチェックして下さいね!

 

ウレタン防水とは

ウレタン防水には種類がある?メリットやデメリットも解説!(1)

ウレタン防水とは、プラスチックの一種である液状のウレタン樹脂を施工箇所に複数回塗ることで、防水層を形成する工事のことを指します。

 

ウレタン防水材は、一度では塗膜が薄いので、多くの場合は2回塗ります。

 

また、ウレタン防水材は紫外線に弱いということもあり、仕上げにトップコートを塗って表面を保護するのも特徴です。

 

ウレタン防水の耐用年数は8年〜12年程度で、5〜6年毎にトップコートの塗り替えが必要です。

 

弊社で施工させて頂いたウレタン防水の工事の様子は、こちらの記事で紹介しています。

 

ウレタン防水の種類

ウレタン防水には種類がある?メリットやデメリットも解説!(2)

 

ウレタン防水の種類は、大きく分けて「密着工法」と「通気緩衝工法」の2種類があります。

 

それぞれの工法について、具体的に見ていきましょう。

 

密着工法

ウレタン防水の密着工法は、ウレタン樹脂を下地に直接塗る工法のことです。

 

プライマーを間に塗ってウレタン防水材を塗り重ねることもありますが、間に網状のシートを敷いて、その上からウレタン防水材を塗り重ねることもあります。

 

通気緩衝工法に比べると軽量で、コストパフォーマンスが良いのが特徴です。

 

ただ、下地に密着していることもあり、防水層にひび割れなどが起こる可能性もあるので注意が必要です。

 

通気緩衝工法

通気緩衝工法は、通気緩衝シートを貼り付けてからウレタン防水材を塗る工法のことです。

 

密着工法とは違って下地に直接防水材をぬらず、脱気装置から湿気を逃すシステムになっています。

 

密着工法よりもコストはかかってしまうものの、通気緩衝シートによる通気口かや緩衝効果があるので安定した防水効果が期待できます。

 

弊社では、密着工法・通気緩衝工法のどちらのウレタン防水工事にも対応しているので、お気軽にお問い合わせください。

 

ウレタン防水のメリット

 

ウレタン防水のメリットについて見ていきましょう。

 

ウレタン防水には、他の防水工事と比べると以下のような良い点があります。

 

コストパフォーマンスが良い

ウレタン防水工事は、他の防水工事に比べると安く施工できるのがメリットです。

 

そのため、ベランダの防水工事から屋上の防水工事まで、幅広い場所での施工が行われています。

 

施工場所の形状を選ばない

ウレタン防水工事で使用するウレタン樹脂は歴上なので、施工場所を選ばずに施工できるのも良い点です。

 

そのため、他の防水工事では不可能な複雑な形状の場所でも、施工することができます。

 

 

継ぎ目のない防水層が作れる

ウレタン防水工事は、防水材が液状なので、継ぎ目のない防水層を形成できるのも良い点です。

 

そのため、防水材の隙間から雨漏りがするという心配もありません。

 

複雑な形状の場所へ施工するのに向いている工法です。

 

ウレタン防水のデメリット

 

ウレタン防水工事の悪いところについても見ていきましょう。

 

ウレタン防水工事には、以下のようなデメリットがあります。

 

仕上がりにムラができやすい

ウレタン防水工事は、液状のウレタン樹脂を手作業で塗るので、職人の腕によっては防水層が均一にならない可能性もあります。

 

防水層のムラは劣化が早まる可能性もあります。

 

そのため、技術力が信頼できる会社に依頼をする必要があります。

 

弊社では、防水工事のスペシャリストが在籍しているので、ウレタン防水工事も安心してお任せ下さい。

 

耐用年数が短い

ウレタン防水の悪い点は、他の防水工事に比べて耐用年数が短いことです。

 

防水層は12年前後持ちますが、トップコートは5〜6年に一度、塗り替える必要があります。

 

ウレタン防水材は紫外線に弱いので、トップコートを塗り替えなければ、劣化が早まる可能性もあります。

 

乾燥に時間がかかってしまう

ウレタン防水は、乾燥に時間がかかってしまうこともデメリットの一つとしてあげられます。

 

他の防水工事の場合、1日〜2日で乾燥させることができますが、ウレタン防水の場合は4〜5日ほどかかってしまいます。

 

そのため、乾燥時間まで含めた施工期間が長くなるのをご理解いただいた上で施工をお願いしています。

 

ウレタン防水の施工方法

ウレタン防水には種類がある?メリットやデメリットも解説!(5)

 

ウレタン防水の密着工法、通気緩衝工法それぞれの施工方法をご紹介します。

密着工法の施工方法

ウレタン防水の密着工法は、以下の手順で工事を行います。

  • 1)下地の補修やケレン作業を行う
  • 2)プライマーを下塗りとして塗布する
  • 3)ウレタン樹脂を下地に直接塗布する
  • 4)メッシュの補強布を貼り付ける
  • 5)ウレタン樹脂を塗り重ねる
  • 6)トップコートを塗布する
  • 7)施工完了

密着工法は、下地に直接ウレタン樹脂をぬるのが特徴です。

 

通気緩衝工法の施工方法

通気緩衝工法の施工は、以下の手順で行います。

 

  • 1)下地の補修を行い、ケレン作業などで状態を整える
  • 2)下塗りのプライマーを塗布する
  • 3)通気シートを貼り付ける
  • 4)脱気筒を設置する
  • 5)通気シートをローラーなどでしっかり押さえていく
  • 6)ウレタン防水剤を塗布する
  • 7)強化メッシュシートを貼る
  • 8)ウレタン防水材を塗布する
  • 9)トップコートを塗布する
  • 10)施工完了

通気緩衝工法は密着工法よりも手間がかかるため、コストもたかくなってしまいます。

 

ウレタン防水は施工場所を選ばずリーズナブルなのが魅力!

ウレタン防水には種類がある?メリットやデメリットも解説!(6)

ウレタン防水の種類についてご紹介してきました。

 

ウレタン防水には、密着工法と通気緩衝工法の2種類があります。

 

密着工法は下地に直接ウレタン防水材をぬる工事で、通気緩衝工法は通気シートを貼ってからウレタンをぬる工法です。

 

料金は、密着工法のほうが手間がかからない分、お安くなっています。

 

どちらにも一長一短がありますので、施工を依頼する時には施工会社に相談してみましょう。

 

弊社では、密着工法・通気緩衝工法のどちらのウレタン防水工事にも対応していますので、お気軽にご相談ください!

 

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