外壁塗装ブログ

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!

投稿日:2023.8.20 更新日:2024.2.22

外壁塗装では、上塗りは必須の工程になっています。

 

外壁塗装で上塗りを行う理由には、どのようなものがあるのでしょうか?

 

この記事では、上塗りを行う理由や下塗り・上塗り・中塗りの違いなどを詳しく解説します。

 

上塗りの塗料の選び方についてもご紹介するので、最後まで記事をチェックしてくださいね!

 

上塗りとは

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!(1)

外壁塗装の上塗りは、塗装を行う工程の中で最後に行われます。

 

弊社では、以下の流れで外壁塗装を行っています。

 

1)仮設足場の設置

2)高圧洗浄

3)養生

4)劣化補修

5)下地調整(ケレン作業)

6)下塗り

7)中塗り

8)上塗り

9)最終確認・工事検査完了

 

上塗りは、足場の設置から始まる塗装の工程の最終段階として行われる作業です。

 

弊社の外壁塗装の工程については、こちらでも詳しくご紹介しています。

 

下塗り・中塗り・上塗りの違いは?

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!(2)

外壁塗装では、塗装の工程として下塗り・中塗り・上塗りが行われます。

 

それぞれの工程の違いについてご紹介しましょう。

 

下塗り

下塗りは、塗装部の下地処理やケレン作業を行った後にする工程です。

 

下塗りの塗料は、素材によって異なります。

 

たとえば、鉄が含まれている素材なら、錆び止めの含まれた塗料を下塗りの塗料として使用します。

 

下塗りについて詳しくご紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。

 

中塗り

 

中塗りは、下塗りを行った後に施工される工程で、基本的には上塗りと同じ塗料を使用します。

 

ただ、塗料がおなじ色だと、中塗りをきちんと施工したかどうか分からないため、施主様から依頼のあった場合などには、中塗りの塗料の色を変えることもあります。

 

中塗りについて詳しくご紹介した記事は、こちらからご確認いただけます。

 

上塗り

 

上塗りは、先ほども紹介したように、塗装の最後の工程で行う作業です。

 

上塗りを終えた後は、チェックや足場の解体などの片付け作業になるので、上塗りが終われば、外壁塗装の作業としては終了ということになります。

 

上塗りの作業にかかる時間は、ほとんどの場合1日程度です。

 

外壁塗装で上塗りが必要な理由

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!(3)

外壁塗装で上塗りが必要な理由についても詳しく見ていきましょう。

 

外壁塗装では、以下の理由で上塗りが必要です。

 

塗料の指定通りに施工する必要があるから

 

塗料には、それぞれどれぐらいの量を何度に分けて塗装するべきかという細かい指定があります。

 

塗料の施工については「標準塗装仕様」に、何回塗装する必要があるのかや使用する塗料の量、塗り重ねる際の乾燥時間についても明記されています。

 

この指定通りに行わないと、塗料のカタログに掲載されている性能が発揮されません。

 

塗装の寿命が短くなってしまうから

 

上塗りを行わなければ、塗装の寿命が短くなってしまいます。

 

上塗りは多くの塗料で必須となっている工程なので、省略すると、塗装の厚みが指定よりも薄くなり、結果的に塗装が耐用年数が来るよりも先に剥がれてしまうことになります。

 

塗装の寿命が短いと、結局短期間で塗り直しになるので、コストパフォーマンスも良くありません。

 

外壁の劣化が早くなってしまうから

 

上塗りを行わないと、外壁の劣化が早くなってしまいます。

 

外壁は、塗装による塗膜で保護されているため、劣化しづらい状態になっています。

 

上塗りを行わずに塗装がすぐに剥がれてくれば、外壁にもダメージがあります。

 

外壁は、塗膜の保護がなければ、雨や風、紫外線の影響をダイレクトに受け、ひび割れや雨漏りなどの症状が出てしまいます。

 

塗膜がきちんと外壁を保護しているかどうかを確認するには、定期的な建物診断も有効です。

 

弊社では、プロの診断士による外壁・屋根の無料診断を行っていますので、お気軽にご利用ください!

 

外壁塗装の上塗りは、2回行われる?

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!(4)

外壁塗装では、仕上げの塗装を「上塗り2回」という指定になることがあります。

 

これは、具体的には中塗りと上塗りのことですが、基本的に同じ塗料を使用するため、「上塗り2回」と表現されることもあるのです。

 

そのため、「中塗りを行っていないのでは?」と誤解されることもありますが、「上塗り2回」の場合は、上塗りの1回目が中塗りということになります。

 

外壁塗装を依頼して工程表が届いたとき、中塗りの工程がなければ、上塗りが2回になっているかを確認してみてください。

 

弊社では、中塗りの色分け施工も承っておりますので、中塗りは色を変えて分かりやすく施工して欲しいという場合は、お気軽にお申し付けください。

 

上塗りの塗料の選び方

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!(5)

上塗りの塗料は、仕上がりを決める大切なものです。

 

上塗りの塗料の選び方で、塗装の仕上がりが変わってきます。

 

上塗りの塗料の選び方について、以下にまとめました。

 

色で選ぶ

塗料を選ぶ際には、まずどのような色にするのかを決めましょう。

 

外壁塗装をする上で一番大事なのが色です。

 

色はお住まいの印象を決定づけるので、どのような色にするかご家族とも話し合ってしっかり決めましょう。

 

淡い色が良いのか、はっきりとした色が良いのかなど、イメージを伝えれば、外壁塗装の会社でカラーシミュレーションしてもらえることがあります。

 

目当ての塗料に使いたい色がない場合も、塗装会社に相談してみましょう。

 

似たような色と性能の塗料を提案してもらえる可能性があります。

 

性能で選ぶ

塗料にはそれぞれ、さまざまな性能が付加されています。

 

たとえば、耐候性や防藻性、防カビ性、遮熱性、断熱性、耐水性、耐衝撃性などです。

 

また、住んでいる地域や環境によっては、耐アルカリ性や耐酸性の塗料を選ぶのがおすすめなこともあります。

 

耐用年数で選ぶ

塗料にはそれぞれ耐用年数が設定されていて、耐用年数は、塗料の材料によっても異なります。

 

主な塗料の材料は大きく分けて、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素があります。

 

耐用年数はアクリルがもっとも短く、フッ素系が10年〜13年と長いです。

 

ただ最近になって登場した無機系ハイブリッドの塗料は、耐用年数がフッ素を超える15〜20年超となっており、耐用年数だけを考えるなら無機系ハイブリッドがおすめできます。

 

上塗りは、塗装の仕上げとなり美観を決定する大切な工程!

外壁塗装の上塗りを行う理由は?上塗りの塗料の選び方も解説!(7)

外壁塗装の上塗りについてご紹介してきました。

 

外壁塗装の上塗りは、塗装の仕上がりを決める大切な工程なので、塗料の選び方も重要です。

 

弊社では、カラーシミュレーション時に塗料の種類についてもご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

 

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