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外壁塗装のタイミングは?最適な時期を知るコツや季節ごと特徴を解説

投稿日:2024.8.17 更新日:2024.8.28

外壁塗装のタイミングは?最適な時期を知るコツや季節ごと特徴を解説

「どのタイミングで外壁塗装をした方がいいの?」
「外壁塗装に最適な季節はあるの?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?

一般的に外壁塗装をおこなう目安は約10年と言われています。

外壁塗装をおこなうタイミングや、季節ごとのメリット・デメリットについて詳しく紹介します。

 

 

外壁塗装のタイミング

外壁塗装のタイミングは?最適な時期を知るコツや季節ごと特徴を解説

外壁塗装の最適なタイミングを知るには、いくつか目安になるものがあります。

・塗料の耐用年数
・外壁の劣化症状
・外壁の素材

 

塗料の耐用年数

外壁に使用される塗料には様々な種類があり、それぞれの塗料によって耐久性や耐用年数などが異なります。

・アクリル塗料・・・3年〜8年
・ウレタン塗料・・・5年〜10年
・シリコン塗料・・・8年〜15年
・フッ素塗料・・・12年〜20年

 

アクリル塗料は、新築の塗装に使用されています。
光沢性があり仕上がりが綺麗に見えるメリットや、安価のため施工費用を抑えられるからです。
しかし、塗装してから3年〜5年すると、色あせが目立つようになります。
塗装のタイミングを逃してしまうと、外壁が破損してしまったり雨漏りが発生する原因にもなりかねません。
また、日当たりが良い家や湿度が高いところに立っている家の場合、外壁の劣化が進みやすいです。

それに比べ、シリコン塗料やフッ素塗料は耐用年数が長いです。
ただし、同じ塗料を用いて塗装されていたとしても、住宅の環境条件により塗膜の劣化進行が異なり外壁塗装の時期が変わってくる場合もあります。

 

外壁の劣化症状

塗料の耐用年数の他にも、塗膜の劣化症状も外壁塗装をおこなう時期のヒントになります。

 

色あせ

色あせは、塗膜の劣化サインです。
塗膜の劣化症状の初期段階なので、すぐに外壁塗装をおこなう必要はありませんが、再塗装の検討をおすすめします。

 

チョーキング

外壁に触れた時に、手に白い粉がつく現象を「チョーキング現象」と言います。
紫外線や雨・風などの影響により、塗膜の表面が劣化しているサインです。
放置した状態でいると、外壁のひび割れやカビの発生を引き起こしてしまいます。
そのため、早めのメンテナンスを検討しましょう。

 

塗膜の膨れや剥離

塗膜の膨れや剥離はそのまま放置していると、外壁の内部に雨水が侵入してしまいます。
最悪の場合は雨漏りや建物内部の腐食にも繋がるため、注意が必要です。

 

クラック

幅0.3㎜以下のひび割れを「ヘアークラック」と言い、0.3㎜以上のひび割れを「構造クラック」と言います。
構造クラックの場合、早急なメンテナンスが必要です。
放置したままでいると、ひび割れ部分から雨水が侵入しカビの発生を引き起こしたり、住宅の強度を低下させる可能性があるからです。

 

シーリング材の剥がれ

サイディングボードの継ぎ目や窓サッシ周りなどに使用しているシーリングは、経年劣化などの影響により、剥離や黒ずみなどの劣化症状が現れます。
シーリング材のメンテナンスは、目地部分からの雨水の侵入を防ぐため、打ち替えや増し打ちをおこないます。

 

 

外壁の素材

住宅によく使用されている外壁材は、窯業系サイディングやモルタル外壁です。

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混ぜ合わせ板状にした素材です。
また、モルタル外壁は、セメントと砂・水を混ぜ合わせています。

どちらも主成分はセメントです。
セメントの表面は防水性が低く、表面を塗料で保護しないと、塗膜の劣化を引き起こしてしまう可能性が高まります。
常に紫外線や雨風に晒されている外壁は、塗膜が劣化してしまうとそこから雨水が侵入し建物そのものの腐食にも繋がります。
最適なタイミングでの外壁塗装を検討しましょう。

 

 

外壁塗装のベストな季節

外壁塗装のタイミングは?最適な時期を知るコツや季節ごと特徴を解説

外壁塗装は塗装の条件が揃えば年中工事が可能です。
塗装工事のベストな時期は、乾燥に適した気温15〜30℃と湿度75%です。
それぞれの季節のメリット・デメリットを紹介します。

 

春は気温が安定していることがメリットです。
寒すぎず・暑すぎない上に雨が降りにくい季節です。

その一方で、春雨前線による影響で雨になる可能性も高くなるデメリットがあります。

また寒冷地の場合、雪が降り気温が5℃以下になることもあります。
3月でも氷点下になる場合もあるので、4月以降の外壁塗装がおすすめです。

 

夏は気温が高く晴れの日が多いので、塗料が乾燥しやすいことがメリットです。
高温と乾燥は、塗料が外壁材に付着するために欠かせません。

一方、夏は台風やゲリラ豪雨が多く通過する可能性も高いです。
施工工事中は、窓が開けられないのでエアコンが必要不可欠です。

また、金属製の場合は熱を持ちやすいため、気温が30℃以上になると注意が必要になります。

 

秋は、気温と湿度がともに安定していることがメリットです。

その一方で、秋雨前線や台風の影響で雨になる可能性も高いです。

また、寒冷地では11月になると雪が降り始めるため、10月の前半までに工事を終わらせるよう業者に依頼するようにしましょう。

 

降雪地域以外は、湿度が低く乾燥している利点があります。
空気が乾燥しているほど塗料が乾きやすいからです。

しかし、この時期は凍結や降雪の可能性も高まり、ほとんどの地域では気温が5℃以下になります。
そのため、他の季節に比べると工事期間が長くなります。

 

 

外壁塗装をしてはいけない条件

外壁塗装のタイミングは?最適な時期を知るコツや季節ごと特徴を解説

外壁塗装をしてはいけない主な条件を紹介します。

・気温5℃以下
・気温35℃以上
・湿度85%以上
・結露が発生する時
・強風の時

湿度が85%以上の日に外壁塗装をおこなうと、塗料に含まれる水分の蒸発が阻害され、塗った際に膨れてしまったり塗膜が剥がれやすくなってしまいます。

また、雨の日に無理に外壁塗装をおこなうと、塗料に雨水が混ざってしまい乾燥不良を引き起こします。
さらに、完全に乾燥していない上から重ね塗りをすると、塗膜が剥がれやすくなってしまいます。

 

 

まとめ

外壁塗装をおこなうタイミングは、新築や再塗装から約10年が目安です。

最適な再塗装の時期を把握したい場合には、どのような劣化症状が現れているかで確認しましょう。

 

当社の外壁塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。

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