屋根工事・外壁工事で足場が欠かせない理由とは
投稿日:2021.12.21 更新日:2024.2.22
屋根工事や外壁工事など、高所で行う工事ではお住まいの周りにほぼ必ず足場を組みます。
足場代はかなり費用がかかりますが、それでもどうしても必要なものです。
この記事ではなぜ足場を組む必要があるのか、足場代の費用相場はいくらかなど、リフォーム工事で組む足場について詳しく解説します。
これから屋根工事や外壁工事を行う方はぜひご参考になさってください。
【屋根工事・外壁工事に足場を組む理由】
足場を組む理由は大きく分けて、以下の3つがあります。
①職人の安全性を確保する
まず、この理由は誰しもが思いつくのではないでしょうか。
高所で行う工事を脚立や梯子ですることはできなくはありません。
しかし、高所からの落下事故の危険性が高まります。
マイファームのリフォームをお願いし、職人の落下事故が起きて「工事をして良かった」と思えるでしょうか。
お客さまにとっても、嫌な気持ちになるかと思います。
せっかく高いお金を払って工事をしてもらったのなら、良い気持ちで終わりたいのは当然のことです。
安心で安全な工事のために足場がとても重要になります。
②質の高い工事が可能
足場を組めば、建物の周りに作業スペースができます。
安定した作業スペースがあることにより、刷毛やローラー、重い塗料缶など一旦置き、次の作業に集中することができます。
また、足元がフラフラと安定しない場合、手元ではなく足元ばかり気になってしまいます。
そうなれば職人も集中できず、良い仕上がりにならないでしょう。
梯子や脚立では広い範囲に手が届かないため、いちいち移動をさせながら作業をすることになります。
作業効率が悪くなり、工期も長くなって不便な生活が続きます。
職人が持てる技術を最大限発揮するためにも足場は必要不可欠です。
③飛散防止ネット(メッシュシート)を張れる
飛散防止ネットとは、足場の周りに張っているメッシュシートのことです。
この飛散防止ネットを張っている工事現場を良く見るかと思います。
飛散防止ネットは塗料などが周りに飛散しないよう守るためのシートです。
もし、隣のお宅が工事をしていて塗料や高圧洗浄の汚れた水が飛んできたら、あまりいい気はしませんよね。
ご近所に迷惑がかからないよう、配慮するためにも足場・飛散防止ネットが必要です。
【足場にかかる費用はいくら?】
一般的な大きさのお宅(30坪)で足場代は約20~25万円ほどと、結構な金額になります。
この費用は建物の大きさや屋根の勾配、高さ、足場の種類(単管、ビケ、枠組みなど)によって異なります。
ほとんど足場はハンマーでくさびを叩いて固定し、組み立てるビケ足場(一側足場)です。
ビケ足場の費用相場はおよそ850~1,000円/㎡です。
「外壁塗装と屋根塗装はセットでおトク 」のページでも、足場代について詳しくご案内しています。
【悪徳業者の手口「足場代無料」】
屋根工事や外壁工事の知識は学校で教わることはないですし、テレビで特集されていることも少ないものです。
そのため、「どうせわからないだろう」と悪質な契約を結ぶ業者が存在します。
外装リフォームを契約するうえで注意しなければならないのが「足場代は無料」という文言です。
「無料」とは、なんとも魅力的な言葉ですが、ほぼ危険な業者と思って間違いありません。
およそ20万円以上かかる足場代が無料なんてことはなく、大きな罠です。
「近所で施工をしているから運搬費用が安いので足場代を無料にします。」
「今ならキャンペーンで先着○名様足場代無料!」などの営業や広告があります。
実際、見積書にも足場代無料か0円、または足場代の項目がないでしょう。
ですが、「本当に無料だ」と安心してはいけません。
足場代無料とできるの理由は、他の項目を上乗せしている可能性が非常に高いからです。
相場の塗装金額が高くなっていたり、諸経費が何かわからない高い金額が設定されているなどが考えられます。
足場代を無料にする分、他の項目に費用を分散させて紛れ込ませているでしょう。
諸経費がやけに高かったり外壁一式〇〇円など、見積り書に怪しい点があればしっかりと確認しましょう。
悪徳業者に引っかからないためには?
とは言え、他の項目が相場よりも高いかどうか判断するのは難しいでしょう。
そこで、外装リフォームをどの業者に依頼するか決める際は相見積りを取ることをオススメします。
少なくとも2社以上から見積もりを取れば見積書を見比べられます。
費用の比較や工事内容の違いが見えてくるでしょう。
また、足場を組まずに職人の体を安全帯で支えてロープで吊り上げて施工をするケースや、大型のブランコを吊るして職人がかごに入り作業をする『無足場工法』で工事をする業者もいます。
足場を設置できないような狭い場所での施工の場合は上記の方法もやむをえません。
しかし、そうでもないのに無足場工法で施工をするというのは、丁寧な仕事をしてもらえない可能性があります。
ビケ足場を設置できる環境であるにも関わらず、無足場工法での施工を案内してくる業者は工事も手抜きをされる恐れがあるので契約しないのが無難です。
【屋根工事・外壁工事のことなら四葉建装へ!】
工事で一番最初に行う工程の足場設置ですが、その後に続く作業を安定して行うためにも、足場は必要不可欠です。
無足場工法、足場は無料という業者とは契約せず、納得のいく説明をしてくれる業者に依頼しましょう。
四葉建装は現場調査・お見積りは無料です。
見積もり後のキャンセルももちろんOKですので、お気軽にご相談ください(^^)/
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