モルタル外壁にひび割れが発生したら?補修方法や注意点について
投稿日:2026.4.30
モルタル外壁は仕上がりの美しさから長年にわたって人気の高い素材ですが、時間の経過とともにひび割れが生じやすいという特性を持っています。
「自宅の外壁をチェックしたら知らないうちに細かいひびが入っていた」という経験をした方もいるのではないでしょうか。
ひび割れは放置してしまうと、雨水が浸入して内部の腐食につながることもあるため補修が必要です。
本記事では、ひび割れの種類と原因、具体的な補修方法や注意すべきポイントまでをわかりやすく解説します。
モルタル外壁はひび割れやすい?
モルタルとは、セメントと砂を水で練り合わせて作られた建築材料のことです。
施工しやすく、耐久性が高いことから、長年にわたって広く活用されてきた素材になります。
しかし、モルタル外壁は年数の経過とともに、表面に細かな亀裂が入ることがあります。
ひび割れには種類があり、すべてのひび割れがすぐに深刻な問題につながるわけではありませんが、定期的な点検と早めのメンテナンスを心がけることで、建物の寿命を長く保つことができます。
当社の外壁塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。
モルタル外壁にできるひび割れの種類
モルタル外壁のひび割れは、大きく「ヘアクラック」と「構造クラック」の2種類に分けられます。
まずは、発生しているひび割れがどちらの状態なのかを確認することが重要です。
ヘアクラック
ヘアクラックは髪の毛のように細いひび割れで、幅0.3mm以下・深さ4mm以下の表面にできるひび割れのことをいいます。
すぐに雨水が建物内部へ浸入するわけではないため、緊急性は低いとされています。
ただし、放置し続けると少しずつひびが広がっていく可能性があるため、定期的に点検をおこなうなど注意が必要です。
構造クラック
構造クラックは、幅が0.3mm・深さが4mmを超えるひび割れのことです。
ひびが大きいため下地にまで達していることが多く、特に注意が必要なのは横方向にひびが伸びている場合です。
横向きのひび割れは雨水が溜まりやすく、内部への侵入リスクがさらに高まります。
ひびの周辺に外壁の浮きや変色が見られる場合は、雨水の浸入や内部の腐食が始まっているサインかもしれないので、早めにメンテナンスをおこまいましょう。
モルタル外壁にひび割れができる原因
ひび割れは以下のようなことが原因となって発生します。
原因を理解しておくことで、今後の対策にも役立ちます。
乾燥収縮
ひび割れの原因として最も多いのが乾燥収縮によるものです。
モルタルは水・セメント・砂を混ぜて作られており、施工後に少しずつ乾燥・収縮していきます。
これによってひび割れが発生しやすく、さらに太陽光や雨風にさらされることで塗膜が傷んでひびが広がっていきます。
地震による揺れ
地震の揺れや電車・トラックなどによる振動も、ひび割れの一因となります。
大きな地震であれば一回の地震で急に発生することもあれば、日常的な小さな振動が積み重なってじわじわと広がっていくこともあります。
地震が発生した後は、必ず外壁を目視でチェックしましょう。
施工不良
塗料の乾燥不足やコーキング材の選定ミスなど、施工不良が原因でひび割れが発生することがあります。
新築やメンテナンス後から数年以内にひび割れを発見したときは、施工上の問題が潜んでいる可能性も視野に入れておきましょう。
モルタル外壁のひび割れの補修方法
ひび割れの大きさや状態によって、適切な補修方法が異なります。
ヘアクラックの場合
ヘアクラックのような細いひび割れであれば、シーリング材を擦り込んで補修します。
まず表面の汚れなどをしっかり除去してから、ひび割れ箇所に沿ってシーリングを充填します。
ヘラで擦り込んだら完了で、乾燥後には塗装をおこないます。
構造クラックの場合
構造クラックは大きなひび割れなので、補修する際は「Uカット工法」か「エポキシ樹脂注入工法」が用いられます。
Uカット工法は、電動工具を使ってひび割れをU字型に削り、シーリング材を充填したうえで表面を平滑に仕上げる方法です。
エポキシ樹脂注入工法は、専用器具で樹脂を低圧で注入し内部まで固める方法で、躯体の強度回復にも効果的です。
どちらの工法が良いかは、ひび割れの状態や目的に応じて選びます。
ひび割れ補修については「塗装前の下地処理」をご覧ください。
ひび割れ補修をおこなう際の注意点
ひび割れをおこなう際は、以下の点に注意しましょう。
雨の日の作業は避ける
雨の日に外壁の補修をおこなうと、補修材が十分に密着せずに剥がれやすくなってしまいます。
また、コーキング材の硬化にも時間がかかるため、その間に雨が当たると性能が十分に発揮されないことがあります。
そのため雨の日の作業は避け、補修後もしばらくは晴れた日が続き、雨や湿気を避けられる天候の日を選ぶことが大切です。
より長持ちする仕上がりにするためには、十分な乾燥時間を確保することが重要になります。
大きいひび割れは専門業者へ依頼する
ひび割れの幅が広かったり、深くまで達していると思われる場合は、自分で補修することは避けましょう。
大きなひび割れの場合は建物の構造部にまで影響を及ぼしている可能性があるため、表面だけを塞ぐ補修では解決しません。
そのため、専門業者による診断と適切な処置を受けることが大切です。
また、脚立や梯子を使っておこなうとバランスを崩しやすくて危険なので、2階以上の外壁のひびを補修する際も、安全を最優先に考えて専門業者へ依頼するようにしましょう。
まとめ
モルタル外壁のひび割れには、幅0.3mm以下の軽微な「ヘアクラック」と、それを超える深刻な「構造クラック」の2種類があります。
原因は乾燥収縮・地震の振動・施工不良などさまざまです。
補修方法はひび割れの大きさによって異なり、ヘアクラックはシーリング材の充填、構造クラックはUカット工法やエポキシ樹脂注入工法が用いられます。
小さなひびでも雨漏りや建物の劣化につながる可能性があるため、先延ばしにせずに早めに点検や補修をおこなうことが、建物を長持ちさせるために重要です。
また、作業は晴天時におこない、大きなひび割れや高所の補修は安全のため専門業者へ依頼しましょう。
*K*
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