外壁塗装ブログ

外壁塗装のカラーシミュレーションで失敗しないポイント

投稿日:2019.1.25 更新日:2024.10.21

外壁塗装 カラー

外壁塗装をする際、どの種類の塗料を使用するのか、どのような機能を持たせるのかなど決めないといけないことがたくさんあります。
その中でも、外壁塗装の色で悩まれる方は多いのではないでしょうか?
外壁の色は範囲が広いためイメージがしづらく、失敗が多いため後悔する方が少なくありません。
そこでおすすめなのが、カラーシミュレーションです。
この記事では、カラーシミュレーションの流れや失敗しないポイントを紹介します。

 

 

外壁塗装の色選びの方法

まずは色選びの方法について紹介します。
外壁塗装の色の選び方には、以下の方法があります。

 

色見本を使う

外壁塗装の際に使われることが多いのは色見本です。
色見本は各塗料メーカーが作成しており種類もさまざまなので、自分に合った色を選びやすくなります。
まずは色見本でどのような色があるのか確認し、塗装後をイメージしてみましょう。
色見本を使う際には、小さいものよりは大きめのものを使用することをおすすめします。
色には目の錯覚によって起こる面積効果というものがあり、同じカラーでも面積の大きさによって見え方が異なるのです。
外壁のような大きい面積では暗い色はより暗く見えて、明るい色はより明るく見えるのです。
小さい色見本だけだと、塗装後に「思っていた色と違った」「もう少し落ち着いた色を選んだはずだった」などと失敗してしまうケースもあるからです。

 

塗り板を使う

塗料メーカーが作っているものや、施工店が独自に作成したものがあります。
色見本と比べると、板に実際に塗っているため色を想像しやすいです。
また、質感も確認できる点が大きなメリットです。
太陽光が当たっていると外壁の色の見え方が異なるため、日が当たる外でも見ておきましょう。

 

カラーシミュレーションを使う

専用のソフトやアプリを使って家の写真を取り込み、外壁や屋根のカラーを変えてシミュレーションします。
実際の家の写真を使うため、全体の完成後のイメージがしやすくなります。
また簡単に色を変更したり、複数の色を並べて比較したりすることができるため、色選びがスムーズに進みやすいです。
複数の色を組み合わせて比較できるため、ツートンカラーを検討している方には特におすすめです。

 

 

外壁塗装のカラーシミュレーションの流れ

外壁塗装 カラー

カラーシミュレーションの方法はソフトによってさまざまですが、当社では実際のご自宅の写真を使ってシミュレーションをおこないます。
そのため、塗装をする前に家全体のイメージを掴むことができます。
また当社では、ご希望の方には5色まで無料でご提示しております。

 

▶ 外壁塗装カラーシミュレーションについて

 

カラーシミュレーションの流れ

① 家全体を撮影する
② 色見本から希望の色を選ぶ
③ 選んだ色でシミュレーションをする

 

 

カラーシミュレーションで失敗する原因とは?

カラーシミュレーションは塗装後に近い状態をイメージすることができますが、塗装してみると「想像していたイメージと違う」という事態が起こるケースがあります。

これは、モニター・ブラウザ・印刷によって色の見え方が異なることが原因です。

端末画面の色見の特性や印刷機の特性によって、実際の色と完全に同じ色を再現することは難しい場合があります。(同じ写真を見る場合でも違う端末で見た場合、色見が違って見える時があると思いますが、それと同じことです。)

また、実際の外壁は日が当たるため、日の当たり方によって色の見え方が異なり、シミュレーションしていた色とは違って見える場合があります。

さらに、外壁は面積が大きいため、面積効果によって想像していた色より明るくなったり暗くなったりします。

 

 

カラーシミュレーションで失敗しないポイント

外壁塗装はコストもかかり頻繁にする工事でもないため、誰しもが失敗はしたくありません。

カラーシミュレーションで失敗しないためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

あくまでイメージとして理解する

前述の通り、カラーシミュレーションを活用しても見る端末によって色の見え方が異なるため、多少のズレが生じることも少なくありません。

そのため、カラーシミュレーションは「見た通りの色に仕上がる」というのではなく、「このようなイメージや雰囲気にしたい」という方向性の摺り合わせのために使用すると良いでしょう。

あくまでイメージとして理解しておくことが大切です。

 

周囲との調和を取る

シミュレーションした色を実際に塗ってみたら「自分の家だけ浮いている…」という失敗をすることがあります。

自分の思い通りの色になったとしても、周囲の家との調和が取れていないと、自分の家だけ浮いてしまい景観を損ねてしまいます。

そのため、周囲の家が入った写真でシミュレーションしたり、周囲の家や街並みと調和した色を選んだりすることが大切です。

 

シミュレーションをした色の外壁を実際に見てみる

カラーシミュレーションをしてもモニターによって見え方が異なったり、面積効果によってイメージしていた色より明るくなったり暗くなったりします。

そのようなことを防ぐためには、近い色を使っている家を実際に見てみると良いでしょう。

モニターや写真ではなく実際に見ることで、イメージが掴みやすく失敗が少なくなります。

 

 

まとめ

好みの組み合わせや色などを確認することができるカラーシミュレーションは、完成後をイメージしやすくなるためおすすめの方法です。

ただし、確認するモニターやブラウザによっては色の見え方が異なる場合もあり、日が当たった場合も色の感じ方が変わる場合もあります。

そのため、あくまでもイメージということを理解して、周囲の家との調和を取ったり近い色の外壁を実際に見てみたりなど対策をすることが重要です。

 

*K*

 

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