千葉県成田市 H様邸 屋根重ね葺き工事 外壁塗装 縦樋塗装 雨樋の役割 塗装の工程
投稿日:2021.9.25
千葉県成田市のH様邸にて、屋根重ね葺き工事・外壁塗装のご報告の続きです!
今回は、縦樋の塗装の様子についてお伝えします。
縦樋は、雨樋の部分の名前で、縦に取り付けられている樋を指します。
【雨樋の役割とは】
大抵のお住まいには雨樋は取り付けられているものです。
なぜ雨樋というものがあるかというと、その役割は大きく分けて4つ挙げられます。
①土台への水跳ねを防ぐ
屋根に降った雨水を1か所に集めて地面や下水に排水する雨樋ですが、もしも雨樋がなければ高い所から雨水が落ちて、大きく跳ねます。
大きく跳ねた雨水は基礎や外壁を傷めてしまいます。
雨樋がある事で、静かに流れるので、お住まいにとって大変重要なのです。
②シロアリを防ぐ
排水機能が十分でないと、屋根から地面に落ちる雨水でお住まいの周りに雨水が溜まり、ジメジメと湿った状態になります。
湿気はお住まいにとって様々なトラブルを引き起こします。
外壁にはカビや苔が生え、木材が濡れると、湿った木材を好むシロアリを呼び寄せてしまいます。
③雨漏りを防ぐ
雨樋がないお宅は、軒の出がありません。
屋根と外壁の繋ぎ目である部分は雨漏りが起きやすい場所ですが、軒の出がないとこの部分が雨ざらしになり、雨漏りを起こしやすくなります。
片流れ屋根だと、屋根の上端は軒樋もなく、下端の雨樋に雨水が集中します。
雨量が多い時には雨樋から雨水が溢れてしまい、お住まいの腐食に繋がります。
しっかりとした雨樋が各部に取り付けられていると、雨漏りを引き起こしにくくなります。
④大きな音が発生するのを防ぐ
雨樋がないと、高い所から落ちた雨水がボタボタと大きな音を立てて落ちます。
すると夜、気になって眠れないなんて事も。
ご自身、ご家族だけでなく隣近所の方にもご迷惑をかける事もあります。
雨樋はお住まいやご家族にとって大切な存在です。
約10年に1度を目安にメンテナンスをしましょう。
※中には、メンテナンスが不要の素材もあります。
【雨樋塗装の工程】
①ケレン作業
まずは軽くやすりをかけ、雨樋に多少の傷をつけて下地と塗料の密着性を高めます。
②下塗り
下塗りは下地と塗料の接着剤のような役割があります。
下塗りを塗布しなければ、塗膜の早期剥離に繋がります。
③中塗り、上塗り
耐久性を高める為、仕上げ塗料を2回重ね塗りをして完了です。
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