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雨の日に外壁塗装は可能?影響や対応について解説!

投稿日:2024.1.13 更新日:2024.1.21

雨の日に外壁塗装は可能?影響や対応について解説!

外壁塗装は建物を美しく保つ他、耐久性を高めるためのメンテナンスとして重要な作業です。
しかし、外壁塗装は天候に左右されやすい作業です。
「雨の日だとどうするの?外壁塗装はできるの?」「雨の日に外壁塗装をおこなった場合、どのような影響や対応が必要なの?」という疑問は必ず浮かぶでしょう。
本記事では雨の日の外壁塗装は可能なのか、また雨が外壁塗装に及ぼす影響と対応について解説します。

 

 

雨の日の外壁塗装は可能?

雨の日に外壁塗装は可能?影響や対応について解説!

外壁塗装はその性質上、基本的に雨の日におこなうことはできません。

国土交通省公共建設工事標準仕様書や塗料メーカーのカタログにも、「気温5度以下、湿度85%以上の場合は塗装を避けてください」、「外部の塗装は、降雨の恐れのある場合及び強風時には、原則として行わない」という記載があります。
湿度が85%以上の状況で外壁塗装工事をおこなうと、塗料に雨や結露などの不純物が混ざるからです。
結果、変色や塗膜の形成不良などを起こしてしまうのです。

 

 

雨が外壁塗装工事に及ぼす影響

雨の日に外壁塗装は可能?影響や対応について解説!

外壁塗装には水性塗料がよく使われます。
雨の日は湿度が高く気温も低いことが多いため、塗料の乾燥に時間がかかります。
塗料が十分に乾燥しないと塗膜の強度や密着性が低下し、剥がれやひび割れなどの不具合が発生するかもしれません。

また、雨によって塗料が流れてしまうと、塗膜の厚さが不均一になり、色ムラや塗り残しなどの仕上がりの悪化が起こります。
塗料が流れた場所には水が溜まりやすくなり、カビや藻などの発生の原因になるかもしれません。
さらに、雨水が塗料に混ざってしまうと、塗料の成分が薄まり塗膜の品質が低下します。
雨の日は空気中にほこりや花粉などが多く含まれているため、これらの汚れが塗料に付着すると、塗膜の表面が汚れ塗膜の下に隙間が生じるかもしれません。
これにより、塗膜の劣化やカビの発生などのリスクが高まります。

 

 

雨の日に外壁塗装をおこなう場合

雨の日に外壁塗装は可能?影響や対応について解説!

どうしても雨の日に外壁塗装をおこなわなければならない場合もあります。
たとえば、工期の都合や天候の予測が難しい場合などです。
そのような場合には、以下のような対応をおこなうことが必要です。

 

雨量や湿度を確認

外壁塗装をおこなう前に、雨量や湿度の確認が大切です。
一般的には、雨量が1mm以下・湿度が85%以下であれば、外壁塗装をおこなうことが可能です。
しかし、これらの数値はあくまで目安であり、塗料の種類や塗る面積によっても異なります。

 

塗料の選択を工夫

雨の日に外壁塗装をおこなう場合には、塗料の選択にも注意が必要です。
水性塗料やシリコン塗料などが速乾性の高い塗料は、乾燥時間が短く、雨による影響を受けにくいです。
また、ウレタン塗料やフッ素塗料などの雨に強い塗料は、雨水による塗料の流れや薄まりを防ぐことができます。
さらに、セラミック塗料やナノコンポジット塗料などの汚れに強い塗料は、空気中のほこりや花粉などの汚れが付着しても、塗膜の品質や美観を保つことができます。

 

塗装方法を工夫

雨の日に外壁塗装をおこなう場合には、塗装方法にも工夫が必要です。
塗る面積を小さくすることで、塗料の乾燥時間を短縮することができます。
また、塗料が流れたり、汚れたりするリスクも低減することが可能です。
重ね塗りは塗膜の厚さや強度を高める効果がありますが、塗料の乾燥時間が長くなり雨による影響を受けやすくなるため、雨の日には控えるべきです。
また塗装工程以外であれば、足場の仮設や高圧洗浄など雨の日に関係なくおこなえる工程もあります。

 

 

施主がすべき対応

施主側が雨天時を考慮してすべき対応にはどのようなことがあるのかご紹介します。

 

雨天時の対応について業者と確認する

外壁塗装を依頼する際には、雨天時の対応について業者と事前に確認することが重要です。
業者は雨天時の作業中断、再スケジューリング、塗装の修正や再塗装など、さまざまな状況に対応するための経験を持っているはずなので確認を取っておきましょう。
元々スケジュールに組み込まれていることの確認や、予期せぬ天候変化に対する対応の確認をしてもいいでしょう。
天候予報のチェックや速乾性の塗料の使用など、雨天を避けるための提案もあると思います。
また、雨の日に外壁塗装をおこなう業者の場合には、品質保証や補修などの対応についての確認もおこないましょう。
さらに、作業員や周囲の人々の安全にも注意が必要です。
雨の日は足場が滑りやすくなったり、塗料が飛散したりするリスクが高まります。
そのため、業者に対して、安全管理の方法や責任について確認しておくことが必要です。

 

信頼できる業者を選ぶ

外壁塗装は家の美観と耐久性を保つために重要な作業であり、業者の選定が成功に大きく関わってきます。
優良業者ほど雨天を想定したスケジュールの設定や、急な雨が降ってきても迅速かつ丁寧な対応をしてくれます。
優良業者に依頼するためにも、このような業者選びのポイントを押さえておきましょう。
外壁塗装の実績や、施工事例がホームページ等に記載されているかで確認ができます。
実際にどういった方法でおこなうのかや日程の説明、見積書の内容が明確に記載されているかという丁寧な対応もポイントです。
また業者選びは口コミや評判、過去の実績などを確認することで、信頼できる業者を選ぶことができるでしょう。

 

 

まとめ

雨の日の外壁塗装は基本的にはできません。
とくに水性塗料は雨の日に施工すると乾燥しづらく、仕上がりに影響が出る可能性があります。
したがって、雨天時には作業を中断することが一般的です。
外壁塗装を依頼する際には、雨天時の対応について業者と事前に確認することが重要です。
また、信頼できる業者を選ぶことで、安心して外壁塗装を任せることができます。
このように雨天時の外壁塗装には様々な注意点がありますが、適切な対応をおこなうことで良い外壁塗装ができるでしょう。

*K*

 

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