竪樋にはどんな役割がある?塗装はしたほうが良いの?
投稿日:2022.10.9 更新日:2024.2.22
家にはさまざまな役割をするパーツがありますが、竪樋にはどんな役割があるのでしょうか?
この記事では、竪樋とはどんなものなのかということや、竪樋の役割などについて調査しました。
竪樋を塗装したほうが良いのかということについてもご紹介しますので、最後まで記事をチェックしてください!
竪樋とは?
まずは竪樋とは何なのかということから見ていきましょう。
竪樋というのは、建物の壁面に設置され、集水器を通して地面まで雨水を排水する役割を持ったパーツです。
竪樋は、屋根の近くから地面まで続くものですので、かなり長いパーツになります。
また、メンテナンス時には高所での作業が必須となるため、塗装などを行う時には足場の設置が必要となります。
竪樋の塗装や修繕を行う際には、屋根や外壁の塗装などとあわせて行うと、足場が共有できて、料金的にも少しお得です。
竪樋におきやすいトラブル
竪樋に起きやすいトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか?竪樋に起きやすいトラブルを、竪樋の素材ごとにまとめてみました。
竪樋の素材①塩化ビニール
竪樋の多くは、コストパフォーマンスの良さもあり、塩化ビニールでできています。
塩化ビニールは錆びることはありませんが、紫外線や熱に弱く、劣化が進むとひび割れを起こしたりします。
竪樋の素材②ガルバリウム鋼板
また、ガルバリウム鋼板を使用した竪樋は、金属の中でも錆びにくく、コストパフォーマンスも良い素材です。
塩化ビニールの竪樋に比べるとメンテナンスが少なくて済むと言われていますが、傷がついてしまった場合には、その部分から錆びが広がってしまうことも。
そのため、ガルバリウム鋼板の竪樋も、塩化ビニール製のものと同じように、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
竪樋の素材③銅
神社やお寺などに使用されることの多い素材で、年数が経つと酸化して変色してくるのが特徴です。
変色はしても劣化はしにくい素材として重宝されていますが、大変に高価でコストパフォーマンスはあまり良くありません。
また、参加した部分が流れ出し、外壁を青緑色に変色させてしまうことも。外壁が汚れてしまえば、その分、メンテナンス費用がかさんでしまいます。
さらに、近年は酸性雨が問題となっており、竪樋に穴が開いてしまうことも。総合的に考えると、コスパの面ではあまりおすすめできない素材といえます。
竪樋のトラブルの予兆については、弊社サイトの記事「雨どい、こんな症状が出たら要注意!」をご覧ください。
竪樋に塗装は必要?
竪樋には塗装が必要でしょうか?
竪樋は雨風や紫外線にさらされるパーツですので、年数が経つと劣化してしまいます。
竪樋の耐用年数は素材によって異なりますが、15年〜30年程度です。
ただ、定期的に塗装などのメンテナンスを行うことで、竪樋の寿命を延ばすことは可能です。
竪樋の塗装は、長く竪樋を使用するために必要なものといえます。
外壁のメンテナンスが築10年程度ですので、そのタイミングで竪樋もメンテナンスを行うようにするのがおすすめです。
弊社では、竪樋の塗装を行う際にも、外壁や屋根と同様に3度塗りを行っています。
また、塗装前にはケレン作業などの下地処理も丁寧に行いますので、塗料の効果をしっかり発揮させることが可能です。
弊社の竪樋の塗装を紹介した記事「千葉県四街道市 S様邸 外壁塗装 縦樋塗装 付帯部塗装の工程」はこちらからご確認いただけます。
竪樋の詰まり対策には落ち葉除けネットがおすすめ
竪樋は、劣化ではなく落ち葉や枝、土などが詰まって雨水をあふれさせてしまうことがあります。
この場合は、落ち葉除けネットを雨樋に設置するのがおすすめです。
落ち葉除けネットはネット通販などでも購入できますので、DIYすることも可能です。
ただ、雨樋の落ち葉除けネットの設置は高所での作業になりますので、DIYで行うには危険を伴います。
無理にDIYをしようとせず、経験豊かなプロに任せるのがおすすめです。
弊社では、落ち葉除けネットの設置や雨樋の掃除、雨樋の部分修理も承っています。
落ち葉などで竪樋などが詰まっているのを発見したら、弊社の無料診断をご利用ください!
竪樋は屋根から地面に伸びた雨樋で、定期的なメンテナンスが重要
竪樋の塗装について紹介してきました。
竪樋は、屋根部分から地面に向かって伸びる樋のことで、集めた雨水を地面に排水する役目を果たしています。
竪樋の素材は塩化ビニールがもっとも多いですが、ガルバリウム鋼板や銅が使われていることもあります。
いずれの素材の竪樋も、時間が経てば劣化してしまいます。
竪樋を長く使用するためには、塗装などのメンテナンスが必要です。
弊社では、竪樋を始めとする雨樋の掃除や塗装、メンテナンスを承っています。
弊社の雨樋の掃除や修理については、こちらからご確認いただけます。
竪樋などの雨樋は、劣化を放置すると雨漏りや家屋の傷みにも通じてしまいます。
竪樋の劣化に気づいたら、早めにプロによる診断やメンテナンスを行うのがおすすめです!
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