外壁塗装で火災保険が使える?条件や申請について詳しく解説!
投稿日:2022.5.9 更新日:2024.2.22
外壁塗装は安い買い物ではないので、できれば費用を抑えたいものです。
実は、場合によっては火災保険が適用されることがあります。
条件をクリアすれば、外壁塗装のコストを抑えられます。
保険料が高くなる心配はありませんのでご安心ください。
せっかく火災保険に加入しているなら、ぜひ活用しましょう。
火災保険の3つの種類
火災保険には大きく分けて3つの種類があります。
まずは、ご加入されている火災保険の種類を確認してみましょう。
戸建て住宅向けの火災保険は、主に以下のいずれかです。
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どの保険にご加入されているかは、お住まいごとに異なります。
保険証券や、ご加入されている保険会社に問い合わせてご確認ください。
火災保険が適用される条件
戸建て住宅用の火災保険は火災や落雷などの災害だけでなく、自然災害による損害も適用される場合があります。
そのため、災害によって外壁が損傷した場合は保険が適用される可能性が高くなります。
住宅火災保険にご加入されている場合
住宅火災保険は、戸建て住宅用の基本的な火災保険です。
基本的には火災による損害の他に落雷、雪災、台風などの損害を補償してくれます。
一例として台風で物が飛散してきて外壁に破損した場合は適用される可能性が高いでしょう。
住宅火災保険の注意点は、水害・水漏れ事故の場合には保険が適用されないことです。
洪水・豪雨の土砂崩れなどの自然災害などは補償されません。
住宅総合保険に加入している場合
基本的な住宅火災保険に加え、更に住宅の総合的な補償が受けられる住宅総合保険です。
お住まいに自動車が突っ込んできた場合の外壁の破損、空き巣による破損も適用になるケースがあります。
また、住宅火災保険とは違い、水害も補償内容に含まれます。
その他、人の過失による水漏れも補償を受ける可能性が高いです。
経年や老朽による劣化はどの保険も適用されない
どの保険であっても経年劣化や老朽による劣化は適用されません。
災害が原因ではなく経年劣化や、外壁材特有の劣化症状は補償の対象にならないのでご注意ください。
外壁の汚れ、カビ・苔の発生、サビといった症状は経年劣化によるものです。
「それなら仕方ないから工事はせず放置しよう」と思うと、シーリングの劣化やひび割れなどが起こり、雨漏りに発展する可能性があります。
雨漏りが起きればお住まいの寿命を一気に縮めますし、放置すればするほど工事は大掛かりになるので補修をしましょう。
なお、建物に起こった症状が自然災害による被害かどうかは、保険会社が選んだ鑑定会社から派遣されてくる損害鑑定人が調査します。
損害鑑定人が申請された内容をもとに、建物を調べ、自然災害による損害であるかを調査します。
申請書の作成は業者でも自分でも可能
火災保険の申請は保険会社へ以下の書類提出をして行います。
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これらの書類はご自身でも、業者でも作可能です。
報告書で最も重要なポイントは、損害箇所の写真を添付することです。
一般的なカメラやスマホのカメラで十分なので、損害箇所を撮影しておきましょう。
また、建物の外観が全てわかる写真と、方角ごとの写真も一緒に撮影しておくと手続きがスムーズになる可能性が高くなります。
保険金を餌に契約を迫る業者にはご注意ください!
「火災保険を使って必ず無料で工事できますよ」と、やたらとアピールしてくる場合や、工事の契約書を交付しない業者にはご注意ください。
ご加入されている保険や状況はお住まいそれぞれで異なりますので、「必ず無料になります」と言うのはおかしな話です。
また、契約書を交付しないというのは保険金うんぬんではなく、かなり怪しいです。
これらに該当する場合は契約をしない方が無難でしょう。
「必ず無料でできます」と言っていたのに費用を請求されたり、断ると高額なキャンセル料がかかるといったトラブルになる恐れがあります。
塗装業者選びは慎重に行うことをオススメします。
【屋根塗装・外壁塗装のことなら四葉建装へ!】
火災保険が火災以外の損害も適用されるということはあまり知られていないかもしれません。
なお、外壁塗装とは関係ありませんが補償内容により、「掃除機が壊れた」という際も補償される場合もあります。
申請したからといって保険料は上がることはありません。
自然災害などで外壁や屋根に損傷がある場合は、メンテナンスをご検討されてみてはいかがでしょうか。
なお、四葉建装では被災部分の調査や修繕の見積もり、火災保険申請、保険金支給後の工事まで対応させていただきます。
手間なくスムーズな対応が可能ですので、お気軽にお問合せください(^^)/
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