塗装工事は何日かかる?施工期間中の過ごし方は?
投稿日:2022.3.16 更新日:2024.2.22
大切なマイホームに汚れが目立ってきた、ひび割れも気になる、屋根の劣化が心配となれば、塗装工事をご検討ください。
屋根や外壁塗膜の劣化を長期間に渡り放置すると、ひび割れから雨水が侵入し、建物の内部が腐食してしまう恐れがあります。
何よりも、お住まいというのはいつも綺麗でいてほしいですよね。
外壁塗装・屋根塗装は、ただ古い外壁や屋根に塗料を塗るだけの工事ではないので、ある程度日数がかかります。
この記事では塗装工事がどんな工程で進むのか、何日程度かかるのか。
更に工事期間中の過ごし方までご紹介します。
これから塗装工事をしようとお考えの方はぜひご参考になさってください!
【塗装工事の工程を解説!】
工期をご案内するうえで、最初に塗装工事ではどのような順で工事を進めるのかを知っておきましょう。
思っていたよりも工程が多いかもしれませんが、どの作業もお住まいを保護するために大切なことです。
①足場組立・・・職人の安全性の確保や職人の作業効率向上のためにも足場は欠かせません。 ②高圧洗浄・・・お住まいに長年蓄積されていた汚れやカビ・苔などのふじょんぷつを業務用高圧洗浄機で除去する作業です。 余計なものが残ったままで塗装すると、下地と塗膜との間に物が挟まり、塗膜がすぐ剥がれてしまいます。 ③養生・・・窓や土間、植物などをビニールシート・マスキングテープで塗料が付かないよう保護します。 ④劣化補修・・・ひび割れ補修やシーリング打ち替え工事など傷んだ箇所を補修します。 ⑤ケレン作業・・・旧塗膜やサビを除去し、塗装面の素地調整をします。 ⑥下塗り・・・下地と仕上げ塗料の密着力を高めたり、塗装部に上塗り塗料が吸収されるのを防ぐ下準備の塗装です。 ⑦中塗り・・・上塗り塗料の塗装1回目です。 ⑧上塗り・・・上塗り塗料の塗装2回目です。 ⑨養生バラし・・・養生を剥がします。このとき、塗料の滲みや塗り残しがないか確認し、あれば修正します。 ⑩最終確認・・・現場管理者が仕上がりをチェックし、その後、お客さまにも気になる点がないかご確認いただきます。 ⑪足場解体・・・約半日で足場を解体して工事完了です。 |
【工期は何日かかる?】
外壁塗装や屋根塗装は思っていたよりも工程が多くありませんでしたか?
また、塗装工事は屋根・外壁・付帯部(雨樋や軒天等)を同時に施工するケースがほとんどです。
なぜかと言うと塗装工事は高所の作業なので足場が必須だからです。
別々に工事をすると都度足場代がかかってしまいます。
足場代は一般的な大きさのお住まいで約20~25万円ほどで。
そのため、お住まいの傷んだ箇所はできるだけセットで工事をされることが多いです。
とは言え、素材や劣化状態によっては屋根のメンテナンスが必要ない場合もあります。
外壁のみの塗装だと工期は10日ほどで、屋根・外壁両方塗装する場合だと工期は14日間が目安です。
【工期が延長する場合がある?】
塗装工事は約10~14日間が目安とお伝えしましたが、延長する場合があります。
建物の傷みが激しい場合に延期することもありますが、ほとんどの場合は天候が関係しています。
塗装工事には「塗装ができない条件」というものがあり、以下の条件に当てはまる場合は塗装をする事ができません。
①湿度85%以上 ②気温5度以下 |
上記のいずれかに当てはまる場合はやむを得ずにスケジュールを後倒ししなければなりません。
雨や夜露により湿度が85%になったり、寒い季節に気温が5度以下になると塗料が薄くなるからです。
その為、乾燥しやすく、暖かい季節は工事期間が伸びる可能性が低くなるのでよくご依頼をいただく時期になります。
なお、作業工程の中では高圧洗浄など雨が降っていてもできる工程もあります。
【塗装工事期間中の過ごし方】
では約10~14日間かかる塗装工事期間中、どのように生活が変わるのかをご紹介します。
事前に状況を知り、対策すべきことがあれば準備しておきましょう。
・室内が暗くなる
施工中は窓に塗料が飛散しないよう、ビニールシートなどで窓をピッチリと覆います。
更に足場の周りには飛散防止ネットというメッシュシートを張ります。
その為、いつもよりもお部屋に光が届かなくなって暗くなります。
完全に遮光されるというわけではなく、真っ暗にはなりませんが電気をつけなければならないかもしれません。
・騒音が発生する
施工中は工程により、どうしても大きな音が発生します。
塗装工事では塗料を塗る以外に足場組立や撤去、車両の移動、電動工具を使用することもあります。
騒音が発生する時には、ご自宅での生活がしにくいかもしれません。
なお、ご近所の方にもご不便をおかけすることになるので、着工前にはご挨拶に伺います。
※ご近所へのご挨拶が不要な場合は遠慮なく仰ってください。
・エアコンが使えない場合がある
作業内容により、エアコンが使えないケースもあります。
室外機がベランダにあり、ベランダの塗り替えが必要な場合はエアコンの使用ができないのでご注意ください。
なぜかと言うとエアコンを使用すると結露水が出てしまうからです。
他にも高圧洗浄の際や作業をする上で危険が生じる場合はエアコンの使用を控えていただくこともあります。
塗装工事のことなら四葉建装へ!
当社では施工の際、お客さまやご近所の方にできるだけご不便をおかけしないよう最大限配慮します。
ただ、どうしても塗料の匂いや音が気になってストレスになってしまうかもしれません。
「こんなことはできないか」「どうにかできないか」ということがあれば何でも仰ってください。
また、施工中に留守にされるのは全く問題ありません。
ただ、足場を組むのでいつもより空き巣に狙われやすくなります。
おでかけの際は1階だけでなく2階以上の施錠もお願いします。
他にも塗装工事のことでご不明な点な気になることがあれば、お気軽にご相談ください(^^)/
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