シーリングの増し打ちって何?打ち替えとはどう違う?
投稿日:2023.4.30 更新日:2024.2.22
目地や隙間などを埋めるために行われるシーリングの作業には、増し打ちと打ち替えがあります。
増し打ちと打ち替えはどのように違うのでしょうか?
また、増し打ちと打ち替えの良い点と悪い点についても調査しました。
外壁塗装では必須となる作業の1つであるシーリングの増し打ちと打ち替えについて、詳しく紹介します!
そもそもシーリングとは?
増し打ち、打ち替えについての開設をする前に、まずはシーリングについて紹介しましょう。
シーリングは、コーキングと呼ばれることもありますが、どちらも同じ作業のことを指します。
シーリングは、壁材と壁材の隙間やレンガなどの目地を埋めるために使用される液体のことで、液体を充填する作業そのものをシーリングと呼ぶこともあります。
シーリングは地味な作業で、業者によっては省くところもあります。
ただ、シーリング材の耐用年数は短いものも多く、劣化したシーリング材を放置したままにしておくと、雨漏りなどの原因になってしまうことがあります。
弊社では、耐用年数が20年以上という長寿命のオートンイクシードを使用していますので、数年でシーリング材が劣化してしまう心配がありません。
シーリングの効果は?
シーリング施工をすることによって、どのような効果が得られるのでしょうか?シーリングの効果について、以下にまとめました。
雨漏りを防ぐ
シーリングをすることの良い点には、雨漏りを防ぐことがあります。
シーリングで、壁材と壁材の隙間をしっかり埋めることによって、雨が壁を伝ってきても、家屋の中に侵入させません。
シーリングがないと、壁の中に水が入ってしまい、そのまま放置しておくと、雨漏りの原因となってしまうことがあります。
雨漏りの原因は屋根だけではなく、壁のシーリング材の劣化ということも少なくありません。
弊社には雨漏り診断士のスタッフがおり、スピーディーな雨漏り修理が可能なので、雨漏りでお困りの際は弊社にご相談ください!
壁材と壁材のクッションになる
シーリング材は、壁材と壁材の間にも充填するので、壁材と壁材のクッション的な役割も果たします。
シーリング材を間に挟んでいなければ、壁材と壁材がぶつかり合って傷んでしまう可能性もあります。
また、壁材と壁材の間にシーリング施工することによって、壁材をしっかり固定する役割も果たします。
お住まいを守る壁材をしっかり安定させるのも、シーリングの大切な役割です。
壁材の劣化を防ぐ
壁の隙間や目地にシーリング施工することによって、壁材に雨水などの水分や害虫が入り込むのを防ぎ、壁材の劣化を防ぐという役割もあります。
また、壁材だけではなく、シーリング施工は、窓枠や配管まわりにも行われることがあり、それぞれの素材をしっかりと守ってくれます。
他にも、家屋の中ではお風呂場やキッチンなど、水を使用する場所にシーリング施工することがあり、防水性を高める目的で工事が行われることがあります。
シーリングの増し打ちと打ち替えの違いって?
シーリングについては、どのようなものかご理解いただけたでしょうか?
シーリングの施工には、新規でシーリング施工を行う他に、増し打ちと打ち替えがあります。
増し打ちと打ち替えの違いについて紹介しましょう。
シーリングは、劣化してしまったシーリング材に対処するための工事です。
増し打ちというのは、劣化してしまったシーリング材の上からあたらしい材料をいれる工事のことです。
サッシ周りなど、古いシーリング材を除去しようとするときに下地などを傷つけてしまう可能性がある箇所は、増し打ちを行うことが多いです。
打ち替えというのは、古いシーリング材をカッターなどで完全に撤去し、新しい材料をいれる工事です。
本来であれば、増し打ちよりも打ち替えを行うのが理想ですが、状況やシーリング施工を行う場所によっては打ち替えができない場合もあるので、その場合は増し打ちでの対応となります。
増し打ちの良い点と悪い点
増し打ちの良い点と悪い点についても見ていきましょう。増し打ちのよいところと悪いところについて、以下にまとめました。
増し打ちのメリット
シーリング施工の増し打ちを行う良い点としては、元のシーリング材を撤去する必要がないので、手間がかからないということがあげられます。
また、冊子周りなど、シーリング材を撤去する際に傷つけてしまう可能性がある場所を、傷つけずに施工できるのもよいところです。
増し打ちは、打ち替えに比べると短期間で工事が終わるので、費用を抑えることができるというのも良い点といえます。
弊社で行った増し打ちのシーリング施工の様子は、こちらからご確認いただけます。
増し打ちのデメリット
増し打ちの悪い点についても見ていきましょう。
増し打ちの悪いところとしては、古いシーリング材をそのまま残すので、状態が悪いシーリング材の上に打ち込んだ新しいシーリング材が剥がれやすくなってしまうことがあります。
そのため、本来であれば、シーリング施工は打ち替えがおすすめで、打ち替えができず仕方がない場合のみ増し打ちで対処している業者が多いです。
増し打ちを行った箇所は、定期的に状態を確認するのがおすすめです。
弊社では、施工後にアフターフォローで定期的にお伺いさせていただきますので、増し打ちのシーリング施工を行った場所の状態もチェックさせていただきます。
打ち替えの良い点と悪い点
打ち替えの良い点と悪い点についても見ていきましょう。打ち替えのよいところとわるいところを以下にまとめました。
打ち替えのメリット
打ち替えの良い点は、増し打ちとは異なり、古いシーリング材をしっかり撤去してから新しい材料を入れるので、シーリング材がしっかり接着し、長期間、剥がれの心配をしなくて済むことです。
また、しっかり下地処理をしてから材料を入れるので、増し打ちに比べてしっかりと防水性が機能します。
打ち替えのわるいところ
打ち替えの悪い点は、元のシーリング材をきっちり撤去する必要があるので、増し打ちよりも手間がかかることです。
また、増し打ちに比べると工事の時間も長くなり、費用にも影響します。
ただ、時間や費用がかかっても、長い目で見た場合、増し打ちよりも打ち替えがおすすめです。
シーリングは増し打ちよりも打ち替えがおすすめ!
シーリング工事の増し打ちと打ち替えについて紹介してきました。
増し打ちは、既存のシーリング材の上から新しいざいりょうを入れる工事で、打ち替えは、既存のシーリング材を撤去してから新しい材料を入れる工事です。
基本的にシーリング工事は打ち替えがおすすめですが、冊子周りなど、増し打ちでないと施工が難しい部分では増し打ちを行います。
弊社では、打ち替え、増し打ちも適切に判断して施工させていただきますので、シーリング材の劣化が気になる場合は、ぜひ一度ご相談ください!
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