錆止め塗装とは?目的や手順、注意点を徹底解説!
投稿日:2026.2.28 更新日:2026.3.2
外壁や屋根のメンテナンスを検討していると、「錆止め塗装」という言葉を目にすることがあります。
特に、金属製の屋根材や付帯部などの塗装では欠かせない工程のひとつです。
しかし、そもそも錆止め塗装とは何なのか、なぜ必要なのか、正確に理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。
本記事では、錆止め塗装の目的や施工手順、注意点まで、外壁や屋根塗装をご検討中の方に向けてわかりやすく解説します。
見錆止め塗装とは
錆止め塗装とは、金属素材を腐食や錆などから守るために施す塗装のことです。
金属は空気中の水分や酸素と反応することで徐々に酸化し、表面に赤褐色の錆が発生します。
この錆は放置すると内部まで浸食し、最終的には素材そのものを劣化させたり損傷させたりしてしまいます。
錆止め塗装はその名のとおり、錆の発生を防ぐことが大きな役割ですが、単に錆を止めるだけでなくその上から塗る仕上げ塗料との密着性を高める役割も担っています。
錆止め塗装の目的
外壁塗装や屋根塗装において、なぜ錆止め塗装が必要なのでしょうか。
錆止め塗装には以下のような目的があります。
錆の発生や腐食を防ぐ
錆止め塗装の最も大きな目的は、金属表面を保護膜で覆って、錆の発生そのものを抑制することです。
金属は空気中の酸素と水分が触れ合った瞬間から酸化が始まります。
屋根や外壁、付帯部といった常に外気にさらされる箇所では、この反応が日々継続的に起きており、塗装をしていない無防備な状態では早く腐食が進んでしまいます。
そこで錆止め塗料を塗布して、素地への水分侵入を遮断することで酸化反応を断ち切り、錆の発生や腐食を防ぐことができるのです。
建物の耐久性を向上させる
錆が内部まで浸透すると、金属が本来持っている強度を失い始めます。
その状態が続くと金属の変形や雨漏り、最悪の場合は構造的な破損へと発展するリスクもあります。
錆止め塗装はこのような劣化を未然に防ぎ、建物全体の耐久性を向上させる役割があるのです。
また、錆止め塗装によって下地をしっかり整えることで、中塗りや上塗り塗料の密着性も高まり、塗膜の寿命そのものが長くなるという効果も期待できます。
美観を維持する
錆が外壁や屋根の表面に広がった状態は、建物の印象を大きく損ねてしまいます。
特に道路や隣家から目につく箇所に錆が目立つようになると、建物全体が古びて見えてしまうだけでなく、資産価値の低下にもつながってしまいます。
錆止め塗装によって腐食を防ぐことで、塗膜の変色や剥がれを防ぎ、外観の美しさを長期間にわたって維持することができるのです。
錆止め塗装の施工手順
錆止め塗装は正しい手順でおこなうことで、はじめてその効果を発揮します。
以下に適切な施工の流れを紹介します。
①素地の確認と調査
まずは対象箇所の状態を丁寧に確認します。
金属部分の劣化度合いや旧塗膜の状態などをチェックし、どの程度の下地処理が必要かを判断します。
この施工前の確認と調査が、その後の施工品質を大きく左右します。
②高圧洗浄
調査が終わったら、高圧洗浄機を使って外壁や屋根の表面に付着した汚れや苔、旧塗膜の浮きなどを洗い落とします。
長年にわたって蓄積されたものが残ったまま塗装を始めると、どれほど丁寧に塗装をしても密着不良の原因になってしまうため、丁寧に除去することが必要です。
洗浄後は素地が十分に乾燥するまで時間をおくことが重要で、水分が残った状態で次の工程に進むと塗膜の膨れや剥がれにつながります。
③ケレン作業
錆止め塗装の効果を最大限に引き出すうえで、最も重要といえるのがケレン作業です。
ケレンは表面の錆を除去する作業のことで、サンドペーパーやワイヤーブラシなどを使って、錆や旧塗膜を丁寧に落としていきます。
表面に細かな凹凸(目粗し)をつけることで、塗料の密着性が向上します。
また、ケレンは1種〜4種に分けられ、錆の度合に応じて選択する種類が異なります。
軽度の錆であれば3〜4種のケレンで対応できますが、広範囲に錆が広がっている場合は1〜2種の強度の高いケレン処理が必要になることもあります。
ケレンなどの下地処理については「塗装前の下地処理」をご覧ください。
④錆止め塗料の塗布
ケレンが完了したら、いよいよ錆止め塗料を塗布していきます。
ケレン後は素地が露出した状態になり、時間をおくと再び錆が発生するリスクがあるため素早く塗装をすることが重要です。
ローラーや刷毛を使い分けて、塗りムラや塗り残しのないよう均一に仕上げていきます。
錆が進んでいた箇所や入り組んだ部分には、特に念入りに注意しながら進めます。
⑤中塗り・上塗り
錆止め塗料がしっかり乾燥したことを確認したら、中塗りと上塗りの工程をおこないます。
この順番と乾燥時間を守ることで、塗膜全体の密着性や耐久性を確保することができます。
当社の塗装工事については「外壁塗装・屋根塗装」をご覧ください。
錆止め塗装をおこなう際の注意点
錆止め塗装をおこなう際には、以下の点に注意が必要です。
ケレン作業を怠らない
前述した通り、ケレン作業は錆止め塗装の効果を最大限に発揮させるために非常に重要です。
ケレンなどの下地処理が不十分だと、どれほど良い塗料を使っても早期に剥がれる原因になってしまいます。
そのためケレンは不可欠な工程ですが、費用を抑えようとして省略されるケースも残念ながら存在するため、見積書のケレン作業の内容を必ず確認しておくことをおすすめします。
上塗り塗料との相性を確認する
下塗りとなる錆止め塗料と中塗り・上塗り塗料は、素材やメーカーの組み合わせによっては密着性が低下する場合があります。
そのため、塗料の組み合わせについては、業者と事前に十分すり合わせておくと安心です。
当社の取り扱い塗料については「取り扱い塗料」をご覧ください。
まとめ
錆止め塗装は金属の腐食を防ぎ、外壁・屋根塗装全体の耐久性や美観を向上させるために重要な塗装です。
塗装をおこなう前には、ケレン作業で素地の状態をしっかり整えることで、塗装本来の性能を長期間にわたって発揮させることができます。
後悔のない工事をおこなうためには、ケレン作業の内容や錆止め塗料の種類などをしっかりと確認することが重要です。
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*K*
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